6月18日 ネズモチ平登山口〜浅草岳〜桜曽根登山口〜ネズモチ平登山口
今日は、エコミュージアムの出勤日なので、朝早く浅草岳に行くことにした。
4時起きして、若干の食料をザックにほおり込んで、4時43分にネズモチ平登山口から出発。
寝起きだから、意外にきつい。
何とか1時間30分で山頂へ立つ。
1時間30分といえども、通常のコースタイムは2時間から2時間30分であるから、楽ではない。
如何なる山歩きも、きつい場面はあるのだ。
今日の浅草岳参りの目的は、今が旬のヒメサユリの開花状況チェックに他ならない。
昨日、時間も限られている中、何とか鬼が面山経由で浅草岳に至ったが、ネズモチ道と嘉平与のボッチ付近のヒメの按配は不確かだ。
それを見に行くのだから、かなり奇特な人だ。
最初の見晴らし場を過ぎたガレ場の所から、ぼちぼちとヒメサユリは現れ始めた。
かなリ開いているものもあるが、今週末が見頃かも知れない。
早朝なのかもしれないが、飯豊連山が雲の上からぽっかりと浮き立って見える。
田代平付近の山並みも朝もやで美しい。
山歩きをやる人は、本当に贅沢だ。
健康に感謝しなければならない。
多少の苦しみはあるが、こんな素晴らしい景色を独り占めできるのだ。
ディズニーランドで、数時間も並んで素晴らしいアトラクションを体感できる・・・でも、私は、並ぶよりこの方が良い。
おっと、相変わらず、余計なお世話だった・・・。
山頂付近で、ウソの夫妻が居た。
オスは綺麗なピンクの胸元で、雌は多少地味で・・。
残念ながら、山頂は彼らが一等賞であった。
朝一、台所から娘のドーナツを盗んできたので、それを3個胃袋に収める。
朝から、甘いものを胃に収めたので、胃は多少戸惑っているようだ。
嘉平与のボッチを過ぎると、ようやく登山者に行き会った。
「早いですねえ」と声をかけられて、ちょっと嬉しいような優越感を感じる。
いつもは、逆に登りはじめが遅いので、声をかける立場になることが多いのだ。
桜曽根駐車場から車道を歩き、ネズモチ平登山口に到着。
合計、3時間で周遊した。
早朝の登山は、なかなか空気も澄んでいて眺めも良いもんである。