10月26日 足沢界隈キノコ採り

御客様と前夜は盛り上り、楽しく過ごした。
その余韻は、頭痛となって早朝まで残り、痛い頭で朝食準備を始めた。
 9時頃になり、お客様は準備が出来たようで、一緒に出発した。
紅葉のシーズンである事から、国道252号線は車で賑わっていた。
足沢付近もキノコ採りのアウトドア派が居るのかと心配したが、車が1台居たのみであった。
道端の脇には、マムシグサの実が毒々しく赤い色となって目立っている。
他にはクサギの木の実が美しい。
ただし、クサギは名前の如く、強烈な悪臭がする。
 足沢の水は澄んでいて、いかにも冷たそうに写っている。
只見線の陸橋近くにそれぞれの荷物を置き、早速キノコ採りに精を出した。
地面に、早速チャナメツムタケを発見した。
幸先良いスタートで、そこそこ採れるものと思った。
只見線を渡り、熊狩りや毛猛山登山で用いる藪の中に踏み入った。
ここら辺は、ブナの木が大きく、樹冠は鬱閉している為、林床は藪が少なく歩き易くなっている。
ナラタケやナメコを期待したが、以前に大分人が入ったと思われる跡が有り、それらしい物は全く見当たらない。
あるといえば、たまにチャナメツムタケや、シロナメツムタケが少しある位だ。
1時間半ほど、そこらへんを散策し早速宴会の準備に入った。
たちまち、良い匂いが紅葉の森の充満し、空腹を刺激した。
私は何も持ってこなく、お客様のお酒や料理を馳走になった。
 こんなふうに、紅葉に覆われた森の一角での宴会は、本当に身も心も満たされ、至福の時であった。
そして、何よりも食べ物が美味しく感じられ、勿論飲み物も最高であった。

@上左、只見線のスノーシェードで
Aブナ林の美しい紅葉
B散策する人々

以上、画像はお客様から頂いたものです。

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