3月28日 ジャクズレガッチ1177.2m
自宅からすぐの所に沢がある。
その沢筋を登っていくと、左前方に福田石材所有の山伏岩がある。
その右側を通り、一気に813mのやや平らな地形を目指す。
普通ならば、813mから南に下る尾根を用いるのが適当。
今回は、一気に登って見る。
相当急なので、極めてゆっくり歩くが、粗目の柔らかい雪で足が直ぐだるくなる。
しかしながら、マヒワ・ウソ・シジュウカラ・アオゲラ・カケス・イカルの混声合唱に助けられた。
813mから1006.8m三角点までは結構長い。
この辺で、今度は完全にそれと解るイヌワシの飛翔を確認。
1006.8mで休憩せず、そのままジャクズレ沢源頭部の鞍部を通過し、1099m丸山を目指し登り返す。
1099mを下ったところが、タモ沢源頭部となる。
ここでも登り返すわけだが、このピークは2004年3月に平井氏と至っている。
当初下りは、この尾根をずっと登り、下黒姫沢を下ろうと考えていた。
しかし、次の次のピーク1224mの上の部分が、雪が切れており左側は急傾斜となっている。
単独では心細く感じ、目の前のドデカイ雪塊に阻まれた1177.2mまで行く事にした。
この雪塊は直接登る事は不能であり、左側から登る。
色々と位置を変え、画像を取り込む。
下りのコースを色々考え、タモ沢右岸尾根下山を予定していたが、車道に出てからは家まで歩く必要がある。
未踏のコースに不安はあったが、1177.2mからサッパタ沢右岸尾根を下る事にした。
途中、数回割れ目に足を踏み入れたりし、緊張した。
うっかり踏み抜き、腰まで入ってしまったところもあった。
尾根筋では部分的に雪が消え、土の上を歩く事もあった。
途中800m付近から、642m方面に一面の杉の植林地がある。
今現在は、禁猟となっているが、昔はここまで猟で幾度となく足を運んだ場所だ。
斜面の緩さを確認し、杉植林地目掛けて下る。
植林地をしばらく歩いていると、20m前方にカモシカがじっとたたずんでいる。
シロに見ろ!と言うが、全く見えないらしい。
移動すると、シロも気づいたらしくしばらく追わせる。
・・が、やはり野生の動物、飼い犬如きにつかまるほど柔ではない。
傷心のシロのリードを持つ。
杉の植林地が終わり、田んぼの地形である。
田んぼを過ぎると、685.9m南方に大岩がある。
大岩の下に林道があり、そこをへつって行く。
岩の上部からハヤブサが飛んでいた。
スキー場の能天気な音楽を聴きながら、車道を歩き家に着いた。
家8:35 山伏岩裏9:10 813m10:00 1006.8m10:45 1099m11:10(飯)
1177.2m11:55 造林地上部12:45 家13:50
ジャクズレガッチへ | 1099m丸ピーク |
丸ピーク2 | 黒姫 |
スフレ | スフレアップ |
1177.2m三角点より1224m尾根と黒姫稜線 | 雪庇 |
下黒姫沢を眺めるシロ | スナック穴ぼこ |