4月12日 守門岳

 今日は終日洗濯と掃除をする予定でいたが、残酷なほどの良い天気となりインドアは拷問だ。
天気もさほど悪くはなさそうであり、シロと出発する事にした。
スキー場は、土日営業のみとなり、静かだ。
ゲレンデの雪は締まっており、十分壷足で歩ける。
歩きやすいので、早めにリフト終点に着く。
思った通り素晴らしい眺望が広がっている。
 デジカメが一時不具合となり、しばらく弄り復活。
この間、10分ほど時間を要した。
カンジキを付け、オフピステに踏み入る。
さほどぬからない。
月曜日の黒姫と違い、比較的歩き易い。
標高800m付近が尾根ジャンクションとなる。
 しかし、ここの所の連日山歩きなどで、足がだるく重い。
ふくらはぎの筋肉は、筋肉痛が持続しているようだ。
ジャンクション上の急斜面でも以外にてこずった。
下界から見る尾根は、比較的雪が付いている様に見えたが、やはり時期が時期なだけにクラックが生じている。
加えて、雪は適度に硬く、カンジキだと滑りやすく歩き難い。
ただ、壷足だとぬかるという、実に中途半端な状況である。
ブッシュに掴まりながら、急登をゆっくり歩く。
急登を抜けると、足が極端に上がらなくなり、休む。
どうもシャリばてのようだ。
今日は全く足が上がらない。
 握り飯を食い、シロにもフードを与える。
超スローペースで、ようやく田小屋尾根に着く。
足が重くだるい・・もうどうでも良くなってきた。が、取り合えず素晴らしい眺望が見たい。
その願望に駆られ、何とかピークをハントする。
妙高・佐渡・飯豊・那須・尾瀬燧・その他一連の連山が良く見えた。
 久々にシロとスナップでも撮ろうとセット。
結構旨く撮れた。
たまたまタイマーの音が気になるのか、こっちを向いた瞬間の絵が撮れた。
あとはゆっくりと景色を眺めながら下った。
スキー場のゲレンデの途中で、オヤジ(父)が双眼鏡で熊探しをしていた。

コース概要
コースは有雪期ルートの、大原スキー場終点からの尾根を用いる。
標高900から1000m付近は、雪は付いているものの、全体に薄く割れ目が各所に生じている。
斜度は45度に近い斜面であり、注意が必要。
今月中にこのコースを用いる際は、十分注意が必要であり、下りでは使う使わないは別として、ロープの持参が望ましいと思われる。
今月も中旬を過ぎれば、むしろ藪が露出するようになり、かえって安全かもしれない。
尾根にはカモシカが通った痕の獣道も見られ、さほど酷い藪ではない。
 小烏帽子から山頂までの間は、随所にクレバスが入っているが、新雪に隠れ見えないところもある。
ただ、上から良く見るとクレバスの凹みを確認する事ができる。
山頂直下は丈の短いナナカマドなどが多く見られ、樹の袂が空いている所もある。
うっかりズボッとはまらないようにしたい。
本峰から大岳間は今期は歩いていないが、先週の8日9日の雪がかなり降ったので、十分注意する必要が有ると思う。

スキー場第1ロッヂ7:05  第2リフト終点7:40  7:50発  尾根ジャンクション8:30 
田小屋稜線9:55  小烏帽子10:30  守門岳11:15  発11:40  田小屋稜線12:15
尾根ジャンクション12:45  第2リフト終点13:05  スキー場第1ロッヂ13:25

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