5月28日 八十里 番屋峠から火薬跡近辺
遅場農道6:05 吉ヶ平6:45 椿尾根7:45 山の神8:30 番屋峠8:45 番屋峠発9:05
折り返し地点9:20 番屋峠9:45 山の神9:55 椿尾根10:30 吉ヶ平11:25 遅場農道12:20
遅場の所でゲートがあり、既に車が数台停車していた。
遅場の農道から入り、工事現場の手前で車を留め歩き始める。
途中、車道を歩いていると拾ってくれる人が居て助かる。
吉ヶ平から守門岳に登ると言う。
工事車両のみは吉ヶ平まで入車可能なようである。
番屋山分岐付近から既に雪を確認。
大きな杉林の中も雪はあった。
杉林を抜けると、クサソテツやオシダが葉を広げ繁茂している。
昨年の赤布もすっかり雪で落とされていた。
椿尾根に着いて一息。
未だ守門は見えている。
基本的に新たなる崩壊は見られないが、所々雪による重みで欠落している部分も多く、なかなか簡単には進めない感じだ。
山の神までの間も多少雪のヘツリはあったが、それほどの危険は感じられなかった。
番屋峠で空腹感を感じ、コシアブララーメンを煮て食べた。
乗り越しの雪提に登ると、川地の藪山三体が見えた。
準備し出発。既に川地はガスが掛かっていて画像は撮れない。
乗り越しの雪提以降は、ヘツリがシビアであった。
上からのブロックは既に落ちていたようだが、途中の山道に埋め込まれるように雪が残っており、それがヒド状になり崖の下まで
続いている。
雪は一番下の下層であるので、氷に近いモノもあるし、全般的に硬い。
リング無し、ノーマルストックと安価なスパイク長靴ではやっとである。
滑落すれば、数10メートルかそれ以上の滑落は確実である。
火薬跡まで少しの所に、崩落地があるのだが、雪のブロックが滑り、綺麗なスラブ状のヘツリ箇所となっている。
やがて天候は完全にガスが掛かってきた。
この先も、じばらくはずっとこんな感じの雪のへつりが続いているようであった。
素直なヘツリだけなら良いが、ブリッジや穴も開き、条件は良くない。
あまり無理せず、コースの把握は得られたので引き返す事にした。
椿尾根からは雨になった。
ある程度のパーティー登山では、あと2週間は最低経過しないと厳しいと感じた。