9月16日 布引の滝直下

 今日は久々に夕食の準備無しの日。犬小屋の中でグデーッとしているシロを連れ出し、布引の滝直下まで沢を歩くことにした。
 林道終点になるまでにゲートがあり、そこに車を停める。そこから先を歩くのは釣り人のみと思われ、周りの草が生い茂っている。
暑い夏だったせいか水は少なく、山菜採りでは渡渉に苦労した地点はらくらく渡れる。
シロは残り少ない暑い夏を満喫するように、水の中にわざと入り残暑を楽しんでいる。
沢は徐々に狭くなり、やがて布引の滝が見えてきた。さらに奥へと進むと、釜がありストップとなった。
今から約40年前、大原スキー場の砂防ダムから遡行し、この釜を泳ぎ守門岳大原口に続く水路トンネルを通ってきたことを思い出す。確か、小学生の高学年だった気がする。当時はデンジャラスなことに明け暮れていて、よく生きていたとさえ思う。
 良いカメラなら、もっと斬新な画像が撮れるのであろうがおまけで付いてきたデジカメではこれが精一杯。
ゲートから約50分。水が少ない時期なら一般の人でも1時間あれば到達できる距離であろうか。
身近な所にある、少しえぐい所である。
 昨日、山仲間たちが守門岳に登り、大原スキー場のススキの原が素晴らしいので、hpに載せれば良い・・とのアドバイスに従い帰りに撮りに行った。

ミズナラの虫こぶ
岸壁にウメバチソウが咲いていた

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2007年山歩き