2月6日ウサギ狩り

 今日は仕事と所用の都合で、ほぼ2〜3時間しか猟が出来ない。となれば、猟場は自宅裏ということになる。
 道路の雪の壁は攀じ登れないので、スコップでステップを切り登る。埋り具合は一昨日と大して変わらなく、新雪が昨晩降った分雪の抵抗はある。
新しそうな足跡は多々見られたが、夜そのものの降雪はなかったようで、ウサギの活動した分足跡は多い。
これだけ多いと、テンクラガエシは判定できず、これはと思しき痕跡は見られない。
大白川部落一円と浅草岳山塊を見渡せる小ピークに着く。下方では地元建設会社の排雪作業が行なわれているようである。
何度か、テンクラガエシか?と期待感のある足跡もあったが、いずれもウサギの行動範囲が広すぎて、たまたまそう見えただけと言う感じの痕跡であった。
既に出発から1時間以上経過しており、そろそろ下山にかからないと行けない。
『今日は流石にボーズか・・』ほぼ諦めかけていた矢先、テンクラガエシの典型的なt字形パターンを発見。テンクラガエシを打ち、さらに奥へと進んでいる。右方向へは足跡は伸びておらず、私の下方の小さなブナの小枝近くで足跡は終了している。ここに居ることは間違いなさそうだが、ウサギの姿が確認できない。カンジキで雪を蹴り上げ、ころころと雪だまを転がしたりする。するとヒョイと飛び出した。二の矢で捕獲。
所定の制限時間まで、あと15分だが、結局押してしまいトータル3時間の小トレッキングであった。

小ピークへ 小ピークから守門岳
コシアブラの小枝をスッパリと切った様な食痕 数字の2のようにテンクラガエシを打ったあと
2の頭の部分で足跡が途切れているのが解ると思うが、そこからバックし、小枝の袂に潜んでいた。この最終テンクラガエシの前に1回t字型にテンクラガエシを打っている。

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