2023年6月1日 浅草岳登山道整備 ソロ

 旧ホテル跡に交通止め看板が出されており、しばらく県道整備の為、一般車は通行が禁止されている。なので、登山利用の方はしばらくはムジナ沢コースを辿るか、六十里登山道などを利用、又は福島県側から入るなどしなければならない。
 私は登山道整備ということで、奥まで入らせていただいた。雪も程なく消えており、終点まで入ることができた。
 一応、ネズモチ登山道の支障木のカット、前岳からムジナ沢源頭部分の植生保護ロープ設置、山頂直下の植生保護ロープの設置、雪が解けていれば、四方向ジャンクションの道標設置、鬼が面山方向への小道標設置、桜曽根登山道の支障木カット、ムジナ沢登山口から桜曽根間の桜曽根に近い大木の道回し部分のピンクテープ設置、などの作業を計画していた。
 ネズモチ登山道はかなり支障木はあったが、この間のムジナ沢登山道に較べると比較的容易であった。ただ、荷の重さと蒸し暑さと、体調の悪さもあってか、作業は遅々とした。
 1000m弱のところで、厭な浮石を発見。なるべく動かないところに何とか移動させ、どうしようか試案。全部の作業を終わらせ、夕刻になったら再度登り返し、浮石を処理しようかと思っていた。
 四方向ジャンクションの道標設置部分はすでに融雪し、前岳からムジナ沢源頭部分のロープを張りつつ取り替えた後、道標設置を行った。次に山頂直下のロープ張りである。広い面積なのでそこそこ時間を要する。
 終了後、チェーンソーと小荷物を持ち山頂まで支障木カットをしながら向かう。
 虫の多い中、しばし休み桜曽根登山道を目指す。
 細かく支障木をカットしていると、時間がいくらあっても足りないので、特に歩行の邪魔になる部分だけをカットする。
 桜曽根から少し下った大径木の枝の散乱する場所に着き、回り道部分の迂回目印をつけて再び桜曽根まで登り返す。
 桜曽根〜ネズモチ登山口までの林道を歩き、不要な荷物を置いて、浮石のところまで約三〇分登り返し、何とか邪魔にならないところまで転がして落とした。
 約11時間以上の作業行程であった。

 
ネズモチ登山口手前林道支障木処理前 
 
処理後 
 
ネズモチ登山道支障木処理前 
 
処理後 
 
処理前 
 
 処理後
 
前岳直下残雪状況 
 
四方向ジャンクションから守門岳 
 
前岳からムジナ沢源頭間植生保護ロープ設置前 
 
設置後 
 
四方向ジャンクション道標設置前 
 
設置 
 
山頂直下植生保護ロープ設置前 
 
設置 
 
山頂直下シラネアオイ 
 
山頂 
 
浅草岳から前岳 
 
桜曽根登山道支障木処理前 
 
処理後 
 
桜曽根直下迂回 下部より
 
上部より 
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