積雪期大原登山口〔冬季、及び春山のみ〕

夏道の登山道は存在しないコースである。
春山で条件の良いときに登る場合には、リフト券を買って第2リフト終点まで行ける。
ただし、出発は、リフト営業が8時半なので、9時くらいになるだろう。
時間にゆとりを持って、山頂まで行きたい人は、スキー場の駐車場に車をとめ、
そこから登ることをお薦めする。
第2リフト終点までは、おおむね1時間もあれば到着する。
シールを付けて行く場合は、40分ほどで着く〔山スキー〕
第2リフト終点から、正面に見える尾根755.2m三角点を目指す。
さらに800mで尾根は分岐し、左は南に伸びる805.9m尾根である。
途中までの緩斜面はブナの二次林で混んでいる。

大原スキー場裏 田小屋尾根取っ付き

尾根は、稲妻状になっていて、少し解かりづらいが、春先にはトレースも有るし、正面の尾根を目指せばいいだけなので、間違うことはないかと思う。
小ピークでは、遠く魚沼三山や毛猛連山が美しく輝いている。
だらだら尾根を通過し、一転、急登900mから1050mとなる。
4月頃になると、ひび割れが生じるので、その場合はトラバースするなどして登る。
あまり右側には寄りたくない所だ。
また、山スキーの場合はシール登行は困難であるため、壷足で登る。
急登を過ぎれば、もう少しで田小屋尾根に到着する。
田小屋尾根から、夏道の三の芝や夏道田小屋分岐点までは30分くらいで着く。
更に1時間から1時間半で山頂へ至れる。
田小屋尾根から、三の芝、二の芝付近は、のっぺら坊になるので、
視界の悪い日にはホワイトアウトとなる可能性がある。

大原スキー場駐車場〜大原スキー場第2リフト終点(1時間)
〜田小屋尾根(2時間〕〜三の芝付近(30分)
〜守門岳山頂(1時間)

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