田子倉登山道
※注意:2011年水害のため、正規登山道が確保されていない可能性があります。
国道252号線沿いに只見線の田子倉駅がある。
田子倉湖の反対側に大きな広場あり、そこが浅草岳の中先尾根登山口である。
最初は只見沢に沿い平らな道から始まる。
少し登り、支流の道木沢と幽ノ倉沢を渡る。
道木沢は小さな沢であるが、浅草岳から流れ出る裏ノ沢、二つ岩沢などの三本の沢からなる幽ノ倉沢は大きく、水量がある。
残雪が残る時期などでは、雪渓で渡れる場合があるが観光協会などで情報を確認する必要があろう。
沢を越え少し登ると平坦な地形となり、大久保沢の水場となる。
このあたりはブナの原生林が美しく、この先水場はないので給水したり休憩するなどしたい。
原生林のゆったりとした登りが続き、「熊の爪あと」などの朽ちかけた標識がある。
緩やかな登りから、徐々に高度を増すごとに尾根は鋭角的になり、剣ヶ峰へと到達。
尾根自体はさほどエッヂになっているわけではなく、危険はない。
庭園のような素晴らしい景色が現れ、鬼が面眺めに着く。
昔、ここで熊狩りをしたのであろうか、「手分け場」などの地名があるようだ。
鬼ヶ面山眺めなどを過ぎると、斜度は一気に急になる。
しかし、九十九折であるため危険はない。
ただ下りは勢い余って・・と言う事もあるので注意が必要。
斜度が緩くなり、普通の山道になってくると山頂は一息である。
登山口 | 鬼が面眺め付近 |
田子倉登山口7:30 只見沢橋7:45 大久保沢水場8:00 8:10 田子倉眺め8:40 剣が峰9:05 9:15
鬼が面眺め9:20 浅草岳10:40