6/15 六十里〜浅草岳(単独)

花を見たくて、六十里から登る。
久々の山なので、やはり鬼が面山経由はきついと感じる。
南岳からの鬼が面山稜線には、数々の山野草があり、面白い山塊だ。
鬼が面山尾根の手前の雪の消えたばかりの所にツバメオモトが有った。
このような少し日当たりの悪いところには、マイヅルソウやミヤマカタバミなどがある。
稜線では、スタンダードなアカモノやイワウチワ、ミツバオウレンがある。
垂直壁の部分には、ユキワリソウ(オオミスミソウではない)や、ツガザクラ、ハクサンイチゲなどの当地では珍しい植物も有った。
ありきたりだが、ベニサラサドウダンの花は美しさを通り過ぎ、壮絶さを感じてしまう。
山頂には、村の森林官と役場の職員の2名居り、山開きの下見に来たということである。
一緒に飯を食い、帰りは、田子倉の尾根を下ることにした。
雪が消えたばかりで、山頂直下の九十九折の登山道は多少めくられている所も見られた。
鬼が面山の勇壮な景色を眺めながら下る。
田子倉に着いたら、六十里まで足が無いので、歩かなければならない。
山道を歩くのは仕方ないが、車道ははやり疲れた。

六十里登山口7:40 浅草岳11:15 浅草岳発12:00 田子倉14:00 六十里登山口16:15

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