2000年6月25日 浅草岳山開き

今日は、浅草岳と守門岳の山開きの日である。
自分も、案内人で行くことになった。
本日の自分の担当は、浅草岳である。
ネズモチ平から登り、桜曽根から下るコースである。
自分と役場職員1名は、最後尾に付いて登る。
我々と一緒に登っていた、ご婦人が途中で気分が悪いと訴え、引き返そうと思ったが、大丈分という。
ご婦人が言うには病み上がり後の初めての登山だそうであった。
ゆっくり休み休み登り、なんとか山頂まで行きたいと言う。
我々2名は、励ましながら、3時間かけて山頂直下についた。
山頂に着くと、ご婦人はすっかり元気を取り戻したようで、安心した。
下りでは、今度は別のご婦人のお客さんが、雪渓を歩くのが怖いという。手を引いてやったりしながら、ゆっくり下山する。
今日の日を振り返って、思う。
登山は誰にでも登る権利があり、大自然の美しさを享有する権利が有るのだと・・・。
辛い思いまでして、しかし、山頂へ着いたときの達成感は何ものにも変えられないものだと、つくづく思う。

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