4/13 浅草岳スキーツアー前日準備

朝の9時にホテル大自然館前に集合ということで皆で集まった。
朝日航洋のヘリは、午前11時ごろ到着ということなので、それまでに若干の作業があった
ヘリの到着するヘリポートをつくり、ジェット燃料を並べる作業である。
大勢で行ったので、たちまち作業は終了する。
その後、ヘリの回りに人が立ち入らないように、立ち入り禁止ロープを設置したり、細かい作業を行った。
午前、11時を過ぎたので、早い昼食を摂ることになった。
昼食を摂っていると、ヘリが着陸してきた。
ヘリ会社のスタッフと、音松荘社長が簡単な打ち合わせを行い、我々はヘリに乗り込んだ。
ヘリには何回も乗っているが、地面から離れる瞬間はあまり気分がいいものではない。
山頂付近には、約7分くらいで到着する。
歩いて登っている人も沢山いた。
自分は歩き派なので、歩いて登っている人の心境は痛いほど解かる気がする。
静かな山頂で景色を楽しんでいる人にとっては、幻滅もいいところだ。
心の中で、そんな歩き派の人に陳謝する。
山頂では、まだヘリポートを作成していないので、ホバリングしたままで、我々は飛び降りる。
飛び降りるといっても、地面すれすれなので、普通に下車する感じだ。
ヘリは、そのまま踵を返し、ヘリポートが作成できるまで、ホテルで待機という事になる。
我々スタッフは、ヘリポートを作成する班と、コース整備をする班とに分かれて行動することになった。
自分は、コース整備班となる。
嘉平与のボッチ付近から、ややひび割れが生じているので、そこをスコップで埋めたりする。
また、大きめのひび割れの部分は、トラバースするなどの目印赤ペイントを施す。
ヤジマナ滝を見渡せる部分の痩せ尾根に着き、雪付けの作業を開始する。
3名が、ひびの中のブロックの雪塊の上に立ち、その雪を痩せ尾根に跳ね上がるのだ。
ブロックになっている雪は、硬く、なかなか量を跳ね上げるのが困難である。
それでも、1bほどの通り道が完成した。
その作業を終了し、更に下の方へ向かって、木のばっこんを更に短く切ったりしながら作業を進める。
作業をしながらの下山であったので、午後4時を回っていた。
作業終了後、再び最終ミーティングが行われ、明日の予定が決定された。
明日は、朝の6時に集合なので、遅れぬように来るよう役場職員からお達しがあり、皆がそれぞれ帰路に就いた。

2002年山歩き一覧へ

山塊別山行き記録へ戻る