8月7日 大原口〜守門岳ピストン
明日より、4〜5日、忙しくなるので、その段取りを先に済ませることにした。
段取りといっても、材料関係を電話やファックスで連絡するだけである。
9時少し前に、家を出る。守門岳に行き、大岳まで行こうと出発する。
思ったより暑く、体も重い。
超スローペースを余儀なくされる。
今日あたり、きっと最高気温だったのかもしれない。
とにかく、強烈な暑さだった。
スタートした時間が時間だけに無理もないが、特に尾根筋では、びりびりと直射日光を浴びさせてもらった。
水場の所でゆっくり休んでいると、どうやら、下に車を置いて登った初老の御夫婦に行き合った。
かなり早めのスタートであったのだろう。
三の芝まで行くと、ニッコウキスゲが程よく咲いていた。
この間の7月14日の日も割と咲いていたが、あの時は未だ雪が多少有った。
iいや、勘違いだ、雪は7月の7日は有ったが、7月の14日には無かったような気がする。
思えば、平成12年の9月の初旬、三の芝にはニッコウキスゲとコバイケイソウのお花畑を見ることが出来、
ウラジロヨウラクツツジも見ることが出来たのだ。
したがって、約1ヶ月近く雪消えの状況が違うことになる。
登山道は、8月の3日と4日に、入広瀬村の山楽会の方々によって刈り払いが終了したようだ。
あとは、私の担当の布引の滝遊歩道から、エデシ尾根までの悪路が手付かずで残っている。
予め、自分の分は盆明けより実施すると言ってあるが、今日あたりやれば良かったのかな・・と少し後悔する。
今日に限って、守門岳はやけに遠く感じる。
刈払いあとの干草の匂いがむっとするように、登山道を覆い尽くし、暑さを助長する感じだ。
山頂が見えるあたりで、自分と同年代風のご夫婦と会う。
車は1台しかなかったのに、どこかの宿の車が迎えにでも来ているのだろうか、と思う。
最後は、バテバテで、少し歩いては休みという感じで、2時間50分かかって山頂に着いた。
こんなにきつい守門岳は近来にない。
山頂で、自分と同年代の男性と会い、少し話をする。
山登りは最近始められた方のようで、色々と質問され、答え甲斐が有った。
男性が帰ったあとも、1人でしばらく風に身を任せ涼風を楽しむ。
山頂は割と涼しく過ごせた。
下界と較べれば、およそ6℃は違う訳で、かなり涼しい筈だ。
40分ほど、山頂で涼み、大岳まで行くのは取り止め、ピストンで帰る事にした。
帰りはゆっくりと、樹木や植物、昆虫などを観察しながら歩くつもりなので、とにかくスローなペースで下る。
一昨日、浅草岳山頂部付近のナナカマドは、割と結実しているものが少なかったが、
守門岳のそれは結構順調に結実しているようだ。
昨年は、至る山々のナナカマドと言うナナカマドは実がなっていなかった。
それに比較すると、今年は割と色んな種類の木に実が付いているのだ目立つようだ。
マルバマンサクの実もしっかりと付いているし、昨年に較べ虫嬰が少ないようだ。
初夏の頃、気になった、葉っぱの枯れも今は殆ど目立たなくなり、余分な葉っぱは全部落ちて、一見健全そうに見える。
ブナの実も、昨年と較べると、よく実っている。
ウワミズザクラも程よく結実し、色ずき始めていた。
花に至っては、エゾリンドウ、ツルリンドウ、ソバナ、ツリガネニンジン、クガイソウ、ミヤマママコナ、ノリウツギ
、ミヤマトウキ、イブキゼリなど、比較的地味な花が多い。
三の芝には、ニッコウキスゲとコバイケイソウのお花畑がある。
一応、刈払い作業の下見を兼ね、布引の滝登山道を下る。
1部、かなり草が生い茂っている箇所が有るが、迷うほどではない。
今しばらくお待ちいただきたい。
あと、気付いた点として、オニヤンマとアゲハチョウがたくさん居た。
アキアカネは、比較的先月に較べると少ないようであった。
登山口9:10 尾根取っ付き9:32 見晴台手前10:07 水場10:45 山頂12:05
山頂12:50 見晴台14:10 登山口15:40
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