9月30日 大原口〜守門岳〜布引の滝経由
午前中いっぱい雨が降っていた。
午前11時過ぎになると、雨は止んだ。
軽く、昼食を採り、キノコを採ったり、守門岳に行ったりしようと、欲張った。
登山口を出発したのは、既に正午。
登山口から登って、すぐの所に何やら花の跡が見られる。
よく見るとジャコウソウの花が1個だけ付いている。
下を見るとナラタケの群生が有った。
早速、ビニール袋を取り出し、キノコ採りを始めた。
帰りは、布引の滝登山道を下ろうと思っていたので、
面倒であったがビニール袋を布引の滝登山道の分岐点まで運んだ。
布引の滝分岐点に、ナラタケの入ったビニール袋をデポした。
大原口の駐車場には、誰も居なかったし、キノコの袋を盗んでいく者はいないだろうとの判断である。
この後、ブナの枯れ枝にブナハリタケが出ているのを期待したが、尾根筋の為か全く皆無。
大原口一体の森林には、キノコは僅少。
ましてや、山頂近くのチシマザサの混じった林には、キノコなど有ろう筈も無い。
山頂付近は、ミネカエデの黄・スノキなどのツツジ科の赤・オオカメノキのワイン色・
など、紅葉が始まっている。
しかし、山歩き全体を通しての美しさは、まだまだ10月いっぱいは楽しめそうである。
思いがけなく、眺望は抜群で、佐渡島の2つの山脈もはっきりと見え、
その左にも何やら曲線を描く、島のようなものが見える。
もしかして、韓国かか!?
山頂で、軽くソーセージを1本、胃袋に納め、下山に掛かった。
布引の滝分岐で、ナラタケのビニール袋を手に持ち、急登を下り始める。
途中、エナガとシジュウカラの混合部隊に出会い、しばし、演奏に聞きほれる。
今の時期、限られた種のみであるが、以外に野鳥を身近に観察できる時期でもある。
群れているせいもあるのだろう。
望遠レンズ装着のカメラであれば、5m位の野鳥を写すことも可能な時期でもある。
布引の滝登山道及び遊歩道を巡回したが、これといった食菌は見られなかった。