8月28日浅草岳(登山道整備)

8月26日にネズモチ平登山口から草刈りを開始した。
昨年、相当良く刈り込んだので草は滅法少ない。
26日はガレ場のブナ曽根まで刈った。
やめる頃、強烈な大雨に見舞われ、川の水は大分出ていた。

中一日置き、仕事の関係で28日から開始した。
混合油3リットルと水も2リットル位入れ、その他の荷物などで相当重い。
休めば良いものを、カッターの置いてある所まで頑張ろうと思い、結果ばてた。
ろくに休まず、重いザックを背負い作業を開始したので、なんだか苦しい。
1時間ほどして、再度休み、今度はゆっくりする。
水を相当捨て、混合油もかなり給油したので、荷物は軽くなった。
今度は調子が出てきて、前岳のジャンクション近くまで一気に刈った。
それまで、そこそこの天気で山頂も見えていたのだが、いきなり下ってきて雨となった。
横殴りの雨風となり、午後2時を過ぎていたのでなんだか厭なムードだ。
このまま帰ろうか・・でも折角ここまで終わったのだから、・・など、考えながら作業する。
木道付近は、ヌマガヤだけであり、さしたる邪魔な草も無い。
この分だと早めに終了しそうだと思い、今日中に終わらせる事にした。
カッターの歯は、何度も石を叩き、ヤスリで研いでも研いでも元の切れ味にはならない。
特にチシマザサの細いものが多いので、ザザッと葉に触れそよぐだけだ。
そんな時には、何度も何度も同じ所を繰り返し刈るしかない。
山頂直下から山頂に至る間のほんの僅かな距離ではあるが、ここが一番ブッシュが多かった。
3時45分頃ようやく山頂に到着した。
先ほどまでの雨風は止み、ガスがムジナ沢ガッチからムジナ沢側に煙るように移動している。
遠く川内の山塊も、所々にガスが漂い、錦絵のようだ。
少し休み、午後4時に下り始めた。
山頂直下や前岳、鬼が面山山塊も全てガスが切れ、池糖付近にはイワショウブが沢山咲いていた。
キンコウカはすでに終了となってしまい、エゾリンドウも少しある。
前岳直下では、イワイチョウもちらほら見られた。
1ヶ月ぶりの浅草岳は既に秋の佇まいを感じさせた。

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