9月25日巻機山(ニセ巻機山)
KさんとFさんと一緒に清水より向かう。
私達の車の他には、2台ほどしか停車していない。
百名山であっても、平日でしかも天気も愚図付き気味なのでこんなものなのだろう。
巻機山は3年程前に1回登っているが、あまりコースは覚えていない。
だらだらな山道をしばらく行くと、三合目と書かれた看板がある。
そこからさらにだらだら坂を登っていくと、九十九折の急登が現われる。
その九十九折の急登を過ぎれば、沢登りコースが一望できる五合目到着である。
さらに、だらだらと登っていく。
左手に眺望が開け、良いスポットだ。
やや急になり、やがて、広い潅木帯となる。
前方には、ニセピークのニセ巻機山がどっしりと構えている。
あたりは草紅葉が丁度良い感じで絨毯を広げている。
自分は、この頃、健康に不安が残っていたためか、今一景色を楽しむ余裕もなく、体の事が気になって仕方がなかった。
故に、今頃になってようやく紀行文などを書いているのだ。
指し当たって、治療するほどの異常なものはないとの事であり、
いまさらながら健康に気をつけようと心に誓う今日この頃である。
七合目を過ぎ、いよいよニセ巻機ピークに到着した。
しかしながら、生憎の天気で雨風の悪天候に一転し、巻機まで行くのをとりやめ早急に下山に掛かった。
KさんとFさんは健脚に益々磨きが掛かって、既に仙人の粋に達する勢いである。
最近は山にストイックに身を置く感じさえする。
途中で、彼女達からおやつを頂き馳走になった。
赤土の下山の為か、滑って転んで大分県を数回体験し、下山した。