3月20日 浅草岳(スノーシュー&カンジキ)同伴シロ
7時35分ホテル大自然館出発。
スノーシューを装着しシロと出発。
白崩沢林道より入る。
今日の登山者は皆、山スキーであり、足での登りは私一人の様である。
昨日のトレースや本日先行者のトレースが有り、それを踏ませてもらう。
少し登れば、後方に下黒姫沢と上黒姫沢を擁した、黒姫が袖を広げている。
下黒姫沢右岸尾根からの雪崩は、あまり落ちていないように見えるが、現場に行って見ないとなんとも言えない。
林道の終点付近で5名ほど、休憩していた。
トレースから外れ、杉の植林地に分け入る。
ここからヤジマナの尾根までは、しばらくきつい登りとなる。
山スキー登山者は、皆、結構な健脚で追い越されたりする。
ヤジマナ尾根の取っ付きで4名を追い越す。
やはり、山スキーでの登りは結構きついものなのである。
ヤジマナの平らな尾根筋に到着すると、数100m先を単独行者が歩いている。
アイヨシ沢の突き上げに向かって歩いていると、回りの木々の枝がやたら邪魔に感じる。
積雪が多いのであろうか。
アイヨシ沢ガッチは、ムジナ沢右岸尾根とのジャンクションピークである。
雪は全体的にはぬかる事はないが、場所場所により10pほどぬかる場合がある。
嘉平与のボッチ手前のヤジマナ突き上げピークに着くと、単独行者が休んでいた。
どうやら、ここで折り返すようである。
そこから先は私一人であり、風も強くあまり気持ちの良いものではない。
嘉平与のボッチからムジナ沢右岸をへつって行くのであるが、凍っており、山頂付近を歩く。
この間の深い深雪が割れ目を覆っていることも考え、結構慎重に歩く。
山頂までの間は、十分な雪に覆われイヌツゲやヤマグルマがミニモンスターとなっている。
山頂の看板のモンスターは一度解けたのであろう、少し雪が凍って付着しているのみである。
風が冷たいため、手を合わせ直ぐに折り返す。
嘉平与のボッチでは、数名の山スキーヤーが休憩している。
見ると、まだまだ下からどんどん登ってくる。
皆、完璧な装備で、私など殆ど素人に見える。
結局20人ほど行き合った気がするが、定かでない。
桜曽根駐車場の対岸あたりで、昼食とした。
シロとランチを過ごし、そのまま下山にかかった。
雪も重くなり、足がだるくなったが、行きに4時間、帰り2時間で着いた。