5月29日 大原口から守門岳 単独&シロ
午後から登り始める。
赤い関東ナンバーの車と、軽トラックが2台あるのみ。
歩き始めて直ぐ、2名の登山者と会う。
尾根筋からは、イワカガミだらけである。
赤い色、褪せた赤、白っぽいもの・など、色々だ。
ユキグニミツバツツジも良い色合いで未だ咲いていた。
見晴らし台までは、全く雪を踏む事はない。
ミネカエデや、オオバクロモジなどの木も花を付けている。
一般に、木の花はあまり見られる事はないが、一度良く見て欲しいと思う。
実に艶かしい。
見晴らし台の直ぐ上に二つ目の大岩がある。
その岩の上から、正確なステップが刻まれ、雪歩きとなる。
やはり予想通り、水場付近は広いボール状の雪の砂漠である。
水場に左折する登山道付近から小烏帽子までは、ほとんど雪が踏める。
小烏帽子から少し鞍部めいた所を通過すると、登山道は一旦下に下る。
そこがこの先の融雪状態により、若干の藪を歩かざるを得ないであろう。
いつも、ブロックが最後まで残る箇所だからである。
登りに差しかかると、夏道を用いた方が無難である。
夏道には夥しいカタクリが敷き詰められ、他にもツバメオモト・キスミレ、オウレン、ミツババイカオウレンなどもあった。
山頂は眺望は良くなかったが、次第に晴れてきた。
烏帽子山も見えてきた。
自分が登った山が見えると、感慨深い。
山頂で最中をシロと食べ、5分くらい休んで直ぐ下山した。
今年訪れるであろう、袴腰〜駒の神間のカール状草原と無雪期の黒姫山頂を眺めながら下り始める。
花の画像を撮りながら登ったのであるが、意外に早く着いた日であった。
大原登山口13:38 尾根取っ付き13:56 エデシ14:08 大岩14:18 見晴らし台14:28 緩登部14:39
水場付近14:45 小烏帽子14:00 山頂15:25 山頂15:30 小烏帽子15:55 見晴らし台16:10
大岩16:20 エデシ16:26 尾根取っ付き16:32 大原登山口16:45
田小屋尾根から水場付近を望む | 途中の見事な新緑 |