7月28日 守門岳
鉄筋棒をパックし出発。
尾根までは鼻歌気分で実に軽快。
尾根をしばらく行くと、徐々に天気が良くなり暑さが増す。
見晴らし台近くの岩場にヤマカガシを確認。
ストックで突くと、べろを出して威嚇してきた。
登山道の真ん中なので、立ち去るまで通れない。
今では、マムシ以上の毒を持つ蛇とされている。
大きめの石をぶつけると、しばらくして立ち去った。
田小屋分岐の雪渓は、今月中に完全に消えるであろう。
小烏帽子二の芝で鉄筋を下ろす。
今日は、鉄筋の他、かなづちや虎ロープも持ってきたので、完全に20`は越えている。
無理して休まず来たので、相当ばてる。
裸になり、呼吸が落ち着くまで休む。
重い荷物類を置き、山頂へと向う。
山頂には、群馬から来たという男性がカメラを構えていた。
特にこの辺の山域を好んで来ているらしい。
毛猛山塊に興味があるらしく、色々と質問を受ける。
かなり地名など、詳しい。
中の又山や五兵衛小屋の事も知っていた。
二の芝で45分ほどロープ張りを行う。
暑い下りであったが、景色は最高で良い山であった。
大小及び数の多少問わず、以下の開花した植物が見られた。
ミヤマトウキ・ニガナ・オニアザミ・ミヤマママコナ・イブキゼリモドキ・トリアシショウマ・モミジカラマツ・ ヤマムグラ・モウセンゴケ・ホツツジ・リョウブ・ミヤマクルマバナ・ヤマブキショウマ・オトギリソウ・ クガイソウ・タニウツギ・コバイケイソウ・アオヤギソウ・ネバリノギラン・ノギラン・キンコウカ・ シナノキ・ツルリンドウ・ニッコウキスゲ・ツルアリドウシ・ツボスミレ・ユキザサ・クロヅル・ヤブコウジ ウラジロヨウラク・ミズキ・オオバギボウシ・コバギボウシ・ヨツバヒヨドリ・ツクバネソウ・マイズルソウ ヤマサギソウ・カラマツソウ・ノリウツギ |
コースタイム |
大原口8:23 尾根取っ付き8:53 エデシ9:08 エデシ9:20 第一岩9:32 見晴らし台9:56 水場10:26 二の芝10:51 二の芝11:02 守門岳11:40 守門岳12:12 二の芝12:53 二の芝発13:42 水場13:58 見晴らし台14:17 第一岩14:35 エデシ14:40 尾根取っ付き14:50 大原口15:12 |
守門岳山頂から烏帽子山・丸倉山 | 山頂の道標と粟が岳 |
クガイソウと毛猛・越後三山・日光白根 |