3月2日裏山トレッキング
浅草山荘裏から村杉ガッチでも目指すつもりでいたが、ガスも掛かり遅めの出発であきらめる。
自宅に車を止め、シロを伴い近くの沢から登る。
シロを連れて山に行くのは昨年の6月以来。
早速、フィールドに出て自由に動き回る。
しばらくすると、大木を見上げて盛んに吠えている。
そのうちに、ふわっと生き物が落下、可愛いリスが走っていく。
追いかけるが軽量のリスにシロは追いつけない。
後ろを振り返り、まさしく断腸の思いという感じでシロは歩く。
三角点の506.2mに着く。
ここから北東に進路をとり、チャクズリガッチ1006.8mに至ろうと考えていた。
この辺は一昨年も山仲間と歩いている箇所で、地元山仲間の間でも山スキールートとして小さなブームとなっている一帯である。
506.1mから北東に尾根筋を歩き林道に出る。
ウサギ達は結構居るようで、新しく飛び出した足跡が割りと或る。
足跡は広い雪原の中に立っている大木の根元向かって続いている。
体を確認するとウサギは穴に隠れた。
慎重に近寄り、一羽目を捕獲。
そのままシロを伴い高度を上げる。
しかし、いつの間にかシロはいなくなってしまった。
そのうち来るであろうと思っていたが、何時になっても来ない。
仕方ないので、少し下がり見晴らしの良い所で眺めて見る。
みると、300m下方にウサギを求めてさまよっている。
こちらから呼んでみるが、全く耳に入らないようである。
放って置けば、下界へと下る可能性もあるのでシロと合流する事にした。
合流後少し気になる箇所があるので、手綱を持ったまま登る。
このまま813mを経由し、1006.8m(チャクズリガッチ仮称)まで行こうかと考える。
握り飯を食い、時計を見ると11時。
先ほどのシロとの合流に時間を費やしたため、遅くなってしまった。
やる気も失せ、とりあえず林道に出る事にした。
帰りは少し登り、山伏岩の裏でも通って帰ろうと思っていた。
途中、ヒドの斜面から飛び出したウサギを目掛け射る。
割りと遠かったが、しっかりパターンは獲物を被せている。
手ごたえはあったのだが・・と、しばらく足跡を追いかけていると、足跡が異常な形状になっているのを確認。
ダメージは後から致命的になってきたようだ。
処理を終え、再び山伏岩裏へと歩く。
滅多に居ない場所で、ウサギを発見。
しかし、失中。
続けて弾を込めようとするが、薬莢が錆のため脱砲不能。
ようやく薬莢処理し、跡を追う。
山の下側を足あとはヘツリ気味に走っており、その足跡をシロが追っている。
巧くすると、シロの勢子によりウサギがこちらに来るかもしれないと期待する。
なんとそのまさかが的中。
したから自分の目の前にウサギが走ってきた。
弾はラスト1個、以外に冷静に集中できラスト1個で的中捕獲。
処理し、あとは元来た道を下る。
弾薬がまだあれば、まだ獲れたかも知れないが、逆に限られた弾数であったから集中でき捕獲できたのかもしれない。
約4時間の裏山歩きで思いがけない収穫だった。
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