3月31日 浅草岳鬼ヶ面山山塊村杉沢ガッチ(北岳)1470mテレマークスキー行

7:30浅草山荘 8:40尾根取り付き900m付近 9:10尾根合流1050m付近
10:35村杉沢ガッチ(北岳)  浅草山荘11:40

 浅草山荘の公園から五味沢に沿い登り始める。
五味沢でさえもぽっかりと口を開けている。
杉の植林地を九十九折にしながら登っていく。
尾根に取り付くと、昨晩であろうか深雪がほんの少しだけ表面を覆っている。
ブナの枝にもエビの尻尾が形成されて美しく、辺りの眺望も美しい。
尾根筋では、ところどころ口が開き、そこに新雪が被っていて、うっかり踏み抜きそうになることも数回あった。
ムジナ沢の右岸の尾根を見ると、何人かが登っている。
少しづつ標高を高め、ムジナ沢ガッチ直下でスキーを外す。
ここから先はアイスバーンとなっていて、アイゼン付きのバインディングでないと無理である。
テレマークスキー靴はしかし、実にキックステップがしやすくて快適に山頂まで到達。
山頂は風が強いので、そそくさとスキーデポ地まで下り、滑走の準備を始める。
尾根筋の割れ目が見えないところに注意しながら快適に滑走する。
 やはり滑り始めは、上手く感じが掴めない。滑っているうちに徐々に感じが掴めてきて、ジャンピングピターンテレも上手くつかいこなせる。
尾根の取り付きまで下ってから、ゆっくりと昼食とする。
シロにも握り飯やオコシを与える。
そこからの滑走は粗目で一部軽いクラストとなっている部分もあり、苦手なターンはアルペンターンを取り入れたりしてごまかして対応する。
尾根の取り付きから下は、旧山スキールートを利用し、山荘裏の砂防ダムの所に出た。

尾根取り付き900m付近左手奥嘉平与のボッチ 五味沢源頭部尾根合流付近1050m付近
村杉沢左岸尾根 尾根から守門岳と黒姫
村杉沢ガッチとシロ 村杉沢ガッチ手前から守門岳を見る
村杉沢ガッチ直下 村杉沢ガッチ山頂よりムジナ沢ガッチと浅草岳山頂
大斜面を滑る 造林地への急斜面は粗目の悪雪

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