5月14日 百字ヶ岳以遠

 足沢手前鉄橋5:30 542m付近5:50 650m付近6:05 762m尾根取り付き6:20 三角点711.2m方向ジャンクション7:20 足沢山8:00 内桧分岐8:20 太郎助山急登手前9:10 太郎助山10:00
百字ヶ岳10:30 桧岳1/4地点10:50 発11:30 百字ヶ岳12:00 太郎助山12:35 内桧分岐13:50
足沢山14:20 711.2mコース分岐14:45 711.2m三角点15:20 国道16:15 足沢手前鉄橋16:35

 4時半発の予定が、寝すぎて5時半スタートになってしまった。体調や天気は問題ないが、暑くなることが心配であった。
少し余分に荷物を多くしたので、ペースは遅い。雪は当分踏めぬだろうと予想し、早めに尾根に取り付く。
650mあたりから通常雪は踏めるが、今年は全く無い。代ってユキツバキの群落が夏道を覆い、歩き難い。
また、気温がぐんぐん上がり、半藪&暑さでモチベーションは低下する一方。
762mで大休止。この先暑さと、半藪と雪は拾えずでは、きつい山行きになるであろうと予想する。
足沢までの間も暑さで、あまり歩けず、2時間半掛かった。
足沢山から100mほど雪を歩けた。そこから照りつける日射の中、藪をブロックしながら進む。
太郎助山の直下で既に4時間経過していた。構わず休む。
足沢山から太郎助山までの間は、僅かに延べにして100mほどしか雪を踏めなかった。
太郎助山までに4時間半掛かった。
 太郎助山から百字ヶ岳までは、雪が少なすぎて雪庇落下がなかったのか意外に雪がある。
30分ほどで百字ヶ岳に着いてしまった。
今日に限って、毛猛山には行きたくなくなっていた。5年ぶりに桧岳へ行ってみようか・・桧岳山頂に行った時のデジカメ画像が無かったからである。
予想通り、桧岳への鉈目は皆無であった。が、意外に近くに雪渓はあり、そこを利用しぐんぐん下る。
次ぎは登り返しだ。風は無風、やけに暑い。やたら息が上がる。休む。意外に回復しない。
この暑さと体調では桧は無理と決断。ここで大休止することにする。昼食を摂りながら約40分も休む。
暑いが、やや風も吹き始め、行動を開始。皮肉にもどんどん風は吹き、快適にさえ感じる。
百字ヶ岳から素直に毛猛に行っていれば、今頃とっくに着いて折り返している頃であろう・・・。
百字ヶ岳に着いて、名残惜しく毛猛を何回も眺めながら太郎助に向かった。
太郎助山から足沢山に掛けての下りでは、コシアブラなどを採りながらゆっくりと下った。
 足沢山に着き、地図を広げる。今まで全く通ったことのないルートで下ることを決断する。
足沢山から下って行くと930m付近にジャンクションがある。そこから比較的良い踏み跡が711.2m方向に伸びているのである。そこを下ってみようと思っていた。
930m付近ジャンクションからの尾根ルートは、快適な尾根道であった。
左手は風が通る上、日照が少ないらしく、陽性の木本類が極めて少ない。従って、大して手は入っていないが随分と歩きやすくなっている。
711.2m三角点を確認し、どんどん下る。674mの道標も確認、さらに下る。
500mまで下る前から、252号線の自分の車も確認していた。同時に送電線の鉄塔も確認していた。
500m手前から、道はアバウトになっていた。回りはブナの間伐された地形となっている。
もう1回も戻ろうか・・・間伐されているブナ林を下ってみよう。
500m付近で、もう1回地図を確認すれば、送電線の鉄塔の位置が近いことが解ったはずなのだが、うっかりそのまま下ってしまった。なぜならば、先に下る位置や国道の位置をはっきりと確認していたからである。
焦らなかったが、間違ったよなぁ〜・・と思う。
500m直下のヒドを下るが、ヒドは意外と岩があったりするので、直接ヒドへ下らず、その周りをへつりながら下降する。
コッタカ沢へと下って行くと、コッタカ山へのルート道へ出た。少し行くと立派過ぎるほどの送電線管理道へ出た。
コッタカ沢の冷たい水で顔を洗い、造林地を越え、吊り橋を渡り国道に出た。
国道から約15分、車の所に着いた。車のミラーで顔を覗くと日焼けで赤ら顔になっていたし、シロはダニがかなり付いていた。

762mから太郎助山 762mから足沢山
足沢山から桧岳 足沢山から太郎助山
太郎助山からシロ 百字ヶ岳・中岳・毛猛山 太郎助山から百字ヶ岳と桧岳
桧岳途中折り返し地点より眺める未丈ヶ岳への稜線 国道手前のつり橋
末沢川の景観 二つの陰

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