5月10日 激藪 毛猛山行

車発4:30  762p5:30  762p発5:40  コッタカ右岸尾根JC6:30  足沢山7:00
足沢山発7:07  太郎助山急登直下8:05  太郎助山8:45  太郎助山発8:55
百字ヶ岳9:35  百字ヶ岳発9:40  中岳10:20  毛猛山11:35  毛猛山発11:50
中岳12:30  中岳発12:40  百字ヶ岳13:25  百字ヶ岳発13:35  太郎助山14:10
太郎助山発14:20  内桧分岐15:40  足沢山16:10  足沢山発16:20
762p17:30  762p発17:35  車18:15  計13:45

 3時に起床し、握り飯を作る。
4時頃車で出るが、何を思ったのか浅草方面へと車を向け走ってしまっていた。向きを変え福島県側へ車を走らせていると、途中で携帯電話を忘れ再び戻る。
 4時15分にスタートしたかったが、結局4時半発となる。
家族には毛猛に行くと言って家を出たが、桧も心にあった。
条件は極めて厳しいと予想され、ビバーグも考えられ、その分荷も重くなっていた。
登り口は小木が生え、葉はぼうぼうに伸びている。取り付きも、雪など何処にも見当たらず、トラツグミの尖った声を聞きながら登る。
542付近からミツバツツジが所々見られ、色合いが鮮やかだ。
650辺りから雪が踏めるが、僅かにコース外に見られるのみでほぼ踏むことはない。
762から見る足沢・毛猛も惨憺たる雪なし状態だ。じっと我慢の登りを続ける。
 足沢山手前に200mほど雪を踏めた。足沢山からも100mほど雪が踏め、その下部は内桧分岐の下方の雪場をへつってみた。
尾根の藪道は鮮明で、連休明けのせいか比較的明瞭であった。
 太郎助山から百字ヶ岳までの稜線は時間的には余りかからないのだが、いつもより藪が多く苦労する。
桧岳・・心は動いたが、雪の切れている面積が多く、登り返しの事を考えると問題外との結論を出す。
 百字ヶ岳から毛猛山への稜線は、雪が極めて少なく、しかも藪がシビアであった。雪があるはずの箇所に無いため、強烈な藪を行くしかない。
 空は怪しくなり、帰りのことも気になり、毛猛山直下から毛猛山山頂までの間、少し鉈目を入れた。
特に毛猛直下は激藪であり、かなりの時間を要した。
 山頂に着き時計を見ると、10:30・・・奇妙だ。コースタイムを手帳に書くと、中岳から10分しか掛かっていないことになる。どうやら時計が止まっていたようだ。携帯電話を見ると、なんと11:37。
出発から7時間掛かっている。毛猛山へのタイムは過去最長である。
 百字ヶ岳から毛猛山までの約2時間、殆ど休まずきたので疲れが未だ回復しない。
少し休み、ゆっくり折り返す事にした。中岳まで折り返すと大分体調が戻ってきた感じがした。
 太郎助山からはコシアブラを採りながら下った。

思っていた以上の悪条件であったが、行くしかないと思っていた。
結果、行って来る事が出来たので久々に達成感のある山歩きであった。
 

762から足沢山 762から太郎助山
足沢山から太郎助山・百字ヶ岳・桧岳稜線 足沢山から権現堂山塊
百字ヶ岳から中岳と毛猛山 百字ヶ岳山頂のシロと後方太郎助山
百字ヶ岳から桧岳を見る 毛猛山山頂から中岳・百字ヶ岳・太郎助山
毛猛山山頂のシロと三角点 山頂の浅井
毛猛沢源頭 太郎助山から百字ヶ岳への藪

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