8月24日 鬼が面山塊草刈(鬼が面山)

 終日雨の予報であり、全く気力は失せていた。体があちこち軋むようにだるかったが一日家でぐだぐだするのは尚さら厭だったので行くことにした。
国道252は雨のせいか交通量は少ない。
六十里登山口に着き、雨具を着込み準備する。
今日は燃料も少なめにし、なるべく軽量化を図ったので、ちょっと頑張って歩いてみた。合羽は作業用のものなのでかなり蒸してたちまち内側は汗ぐっしょりになってしまった。
結局マイクロ中継局まで50分要した。そこから南岳まで50分、南岳を過ぎた危険箇所に虎ロープでバリケードする。何しろ正規道の下部は空洞状態なので、斜面側に少し巻いて行く様にした。
草刈機のエンジンが掛からない。父の草刈機だが、これもあまりまともでないと言っていたが如何だ。
エンジンは掛かったものの、ブッブーブッブーと止まりそうになりつつ何とか取り合えず作動しているという流れである。
だましだまし、何とか午後1時過ぎまで刈る。雨はかなり降りこれでは弁当も猫まんまのようになってしまう。めったに使わないツェルトを出して被り、その中で弁当を食べる。ただ被るだけでも頭の部分で空間が出来、弁当は雨に叩かれず食べる事が出来た。
昼食後、早速残り少ない鬼が面山までの間を刈ろうと段取りするが、今度はついに全くエンジンが掛からない。出す手出す手がことごとく潰される感じだ。
もうちょっと刈りたかったが、この雨で気持ちも萎えていたので、内心ほっとしながら撤退となった。
 この分だと、あと3日は楽に掛かる。今月末が工期だが、何とか時間を作り終わらせないと・・。
ちなみに登山道を普通に歩く時間が1時間だとすれば、草刈は10時間掛かる。鬼が面山の近くまで刈ったが、鬼が面山から前岳までは普通に歩けば1時間以上掛かるので、あと10時間じゃきついだろう。

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