9月24日 浅草岳
朝仕事を終え、ネズモチ平管理棟の掃除を終了させ、浅草岳へ登ろうと向かった。
数日前までは、仕事は忙しくなるはずであったのだが、昨日状況が一変し、そうではなくなったのだ。
浅草岳はこの間登ったばかりなので、登りたい気持ちもなかったが、自分で義務付けている毎日のウオーキングはこなさなければならない。
ネズモチ平大駐車場には、1台の長岡ナンバーの車が停まっていた。管理棟掃除は登り終えてからやるつもりで、すぐ歩きはじめる。
今日はシロは山に行ってしまったので、自分ひとりでの山である。
やはり、昨日は守門に登ったので足が重く感じる。気温は肌寒く、山に行くには最適な気温なのであろうが、なんとなくモチベーションは上がらないし、少し体がだるい。この間、1時間15分で山頂まで至ったが、それ以上にペースは少しづつ遅れているようだ。このまま、帰ろうか、そう思いながらも足は動かし続けた。 1400m越えの浅草山頂眺めには、53分ほどで着いたので、大分ペースを取り戻したことに気づく。
山頂眺めから、少しクールダウンする意識で歩のペースを緩め、心肺の様子を見ながら調整していく。ここら辺を無理してしまうと、完璧にバテのパターンとなるのだ。
前岳JCには、1時間5分だった。これなら何とかこの間のタイムを少しだけ上回れるだろうと、木道を大股で歩いていく。山頂直下に先行者2名が最後の登りに入るのが見えた。直下で奥様風の方を追い越し山頂へ着いた。山頂にはその旦那さんらしい方が既に到着されていた。駐車場から1時間12分だった。
山頂はガスと風で寒いくらいの陽気だった。山笠を脱帽し、ここでも合掌した。直ぐ折り返す。
山頂直下や、前岳付近のヌマガヤ草原は草紅葉が始まり、風情がある。山頂直下の矮生樹木も少し色づいており、早くも秋が始まっていた。
下りは少しペースを緩め、周りを見ながら下る。この間、見つけておいたエゾハリタケは誰かに採られたのかもうなかった。ナラタケが結構見られ、途中で山笠の中に入れて採り駐車場に着いた。
下に着いたら景色が良くなり、少し残念だったが、トレーニング山行きなのであまり気にならない。
トイレはあまり汚れていなかった。この休日もあまり天気は良くなかったので、あまり人が来なかったのであろうか。