10月22日 浅草岳

 昨日今日と、1人での立ち回りで煩雑な時間を過ごしていたが、午後になりようやく暇になった。
とりあえず、ネズモチのトイレ掃除をし、そのついでにトレーニング登山をしようと思っていた。
ネズモチ平駐車場は2時近かったが結構車が居た。
トイレを見ると、トイレットペーパーの芯が綺麗に並べられていて、かなりトイレも賑わったようだ。やはり男性用のトイレは汚い。ついでに汚い話で恐縮だが、日常的にアルコールを飲む人は得てして便がゆるい為であろうか。つまり、男性はアルコールを日常的に嗜む人が多いということになろう。
何とか必死で乾ききった便をブラシでせっせと落とし、早めに終わらせほぼペッタンコのザックを背負い歩き始める。午後2時5分発なので、暗くならないうちに帰って来れるかと少し不安だったが、最悪引き返せば良いだけと向かうことにした。
いつもは、ネズモチから行くのだが最近少し飽きてきたので、桜曽根からタイムトライアルをしてみたくなった。
バカみたいに急ぐこともなく、大股でのっしのっしといった風に歩いていく。途中で単独行者2名にあう。
単独行者は得てして皆寡黙な方が多い。だから単独なのであろう。
初夏に残雪が多く残る沢の辺りで、6名ほどのパーティーに遭う。人懐こく、これから行くんかい馬力あんなぁ・・と声を掛けてくれる。
桜曽根には25分で着いた。そこからもあまりペースを緩めることなく進めるが、さすがに林道と山道は同じスピードでは歩けない。
かつて、この桜曽根まで車では入れた頃も、必死で時計と睨めっこをしたことがあった。如何足掻いても1時間の壁は切ることができず、1時間10分くらいが最高であったと記憶している。昨年もここからチャレンジしたことがあったが、さらに遅くなっていて1時間20分くらい掛かっていたようだ。
ペース的にかなりハイペースで来ていて、もしかすると行けるかなという感じを持ちながら登っていく。
途中5名位だが、行き会う。さらに嘉平与のボッチ手前のヤジマナ突き上げでは10名以上の団体さんが未だ下る最中であった。これから登るのか?・・・と心配そうに声を掛けてくれた方も居たが、たぶんこの団体よりは早く下に着いているだろうと思った。
嘉平与のボッチからはまさに時計と睨めっこをしながら1時間を切ることを目標に登った。
前岳JC で1時間8分前だったので目標はほぼ達成できると感じた。
厳密に言えば、桜曽根から59分で着いた。計1時間25分掛かったことになる。
勿論こんなことは空しい。息を整えながら山頂で合掌し早速下る。
 山頂の紅葉は終わった。どちらかといえば冬枯れに近い。
帰りはネズモチコースを下る。紅葉は1000m以上は既に終了気味である。ネズモチ平付近が今一番見頃であろうか。特に小沢付近のハウチワカエデやヤマウルシの赤は鮮烈だった。
ネズモチには周回計2時間20分で到着した。案の定、10名以上のパーティーはまだ下山していなかった。
 帰って体重を量り、昨日の残り湯に入る前に散髪した。
体重は、ダイエットを開始して一番の軽量記録71.4kgを表示した。

ネズモチ平駐車場14:05  桜曽根14:30  嘉平与のボッチ15:12  浅草岳15:30
ネズモチ平駐車場16:25

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