12月13日 守門田小屋尾根
雑用が午後1時半頃終了。天気も良く、夕方まで軽い山歩きをして来ようとシロ出掛ける。
守門岳方面に向かうが、下祝沢手前で雪が有り道のど真ん中に車を止める。1週前には大分雪が有ったのであろうが、ここの所の雨や高温で10pほどしかない。
午後2時から歩き始める。つるべ落としの季節なので、日が最も短く少なくとも3時半には折り返さないといけない。まるで春の残雪を歩くようなのんびりとした雰囲気である。ワラビ園の途中でカンジキを履く。ブナ林や雑木林となりカンジキは再び難しい状況となり脱ぐ。今季初見参、真白いウサギがぴょんぴょんと飛び出した。30mも無い距離だったので、銃を持参していれば捕獲出来たであろう。色が変わったばかりで綺麗なウサギだった。シロはは遠い物にはあまり反応せず、ひたすら臭いだけで行動しているから飛び出したウサギなど見る術を持たない。
何とか、田小屋尾根まで行ってみたい気分になってきた。このまままっすぐ雪の少ない薮を歩けば田小屋尾根に着くであろうとそのまま構わず登る。途中で官民界道に乗り、数100m楽出来た。その後はうっかりするとズボッと抜かったり、雑木を避けたりしながらズルズルと言った感じで登っていく。途中で、有雪期ルートの尾根に取り付き、下祝沢から1時間45分で田小屋尾根に着いた。 田小屋尾根にはスノーシューの跡が2つあった。田小屋から登り、大岳まで行ったのであろうか。この時期の登山者は稀有であり、かなりマニアックと言えよう。
下りは、大原登山道に回りそこから下ることにしていたが、田小屋分岐までなかなか遠い。たちまち午後4時になってしまった。大原道に行くまでに未だ後10分ほど掛かる気がする。決断を迫られたが、来た道(道ではないがトレースは残っている)を引き返すことにした。下りはさほど時間は掛からなかったが、抜かったり、雪が滑り落ちるのと一緒に滑ったりとかなり苦労した。
僅か3時間強の山歩きであったが、今期を締めくくる山歩きが出来た気がする。
下祝沢14:00 田小屋尾根15:45 田小屋分岐手前16:00 下祝沢17:05
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