2011年5月28日 大原口から守門岳

 大原口からシロを連れて登る。
 1100mを越える頃から少しづつ雪があるが、再び斜度が緩くなると雪はない。水場に向かうところでブナの大木の根があるのだが、そこから雪がある。水場はまだ雪の中である。
 まっすぐなコース取りは、すでに藪が進み、やや沢よりをへつりながら小烏帽子1348に向けてコース取りをする。1348から先も雪提がほどよく残り、今のところ歩きやすくなっている。
 下部ではイワカガミ・オオカメノキ・ミツバツツジ・タムシバなどが見られ、上部ではツバメオモト・カタクリなどが代表的であった。
 大岳への主稜線も、かなり夏道が露出しているように見えた。
 山頂に着くと、2名の男性がいるのみであった。さしたる昼食も持ってこなかったので、ブドウ糖と魚肉ソーセージをシロと分け合い、下った。

山頂付近から1348p
水場付近を上部より撮影
1950年に書かれた刻印(当時守門荘という山小屋と民宿がそれぞれあったのである。営業は昭和40年代後半まで続けられたようである。)
尾根の取っ付き付近からやや上方向に大群生していた(おそらくユキグニミツババツツジと呼ばれる種類であろうか。)
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