2011年7月10日 金城山
土曜は10名グループが天気予報が悪いと見越しキャンセルとなり、宿泊は5名の方のみとなっていた。5名のお客様の車を大原口に回送し、再びお客様を乗せ保久礼まで行く。お客様に挨拶をし、そのまま小出の深雪の里へ。7時半過ぎに小千谷の森山君と待ち合わせていたのだが、保久礼からだとやはりかなり時間を要してしまい7時50分着となってしまった。
少々コンビニで食糧の不足分を買い、出発。森山君は最近仕事も落ち着き、どこか山に行かないかと誘われていたのである。何だか知らないが、ずっと金城山という山が気になっていたし、平井氏も金城山は良い山だと良く言っていたのを記憶していた。
三国川方面に車を進め、駐車場と思われるところに車を停車する。かなり台数はあったが、地元の方々による山道整備の車のようだ。とりあえず、水無しコースから登ろうということになった。
早速何人かに会い挨拶を交わす。
歩いていると久々の山歩きと痛風上がりの体で心拍数が一気に上がる。そして無風と高温と高湿度。作業の方々を追い越すとすぐにモチベーションは一気に低下した。
小沢を越え、いよいよ登りとなり、尾根の取っ付きでとりあえず休む。二合目と書かれてある所だ。ここで撤退するかと森山君と話すが、作業の方々に馬鹿にされるしなぁ〜との意見が出され、もう少し登ろうということになる。
尾根筋歩きとなり、やや急なところは脱したが、やがてまた急登となる。三合目の道標が無いようで、我慢しだましだまし歩を進め、何とか四合目までたどり着いた。
とにかくクールダウンを徹底的にやらないとまずいと思い、休憩はこれでもかというほど時間をかける。この時点ですでにコースタイムの短縮は捨てている。
六合目付近から視界が利かないほどガスが発生し、風も漂い始め少し体調がよくなってくるのを感じる。
山頂近くの岩場を通過する際に、少しづつガスが解消されてきたようである。
山頂で乾杯し、3日間アルコールを絶っていた掟を破り森山君の350缶をひとつ馳走になった。
出発時にはガスも大分上がり、山頂付近の地形のみ解る程度にまで回復していた。ただ、巻機山やその周辺の全容は得ることが出来なかった。
登山客は私達のほかには若いご夫婦らしい方が一組と、地元のボランティア風の男衆が5人程居たのみであった。
下山は滝を辿るコース取りとし、長い長い沢道を下り、ほとほと嫌になってしまった。
眺望がさほど得られず、山座同定を行うにいたらずであり、ひたすら苦行の山行きであった。
山頂付近には、イブキジャコウソウ・キンバイの一種・と何とかとか言うラン科の植物などがあったようだ。
ところで、この山はどのような目的に開かれた山のであろうか?三角点は無い山である。
8時40分発 二合目9時05分 発9時15分 四合目上9時57分 発 10時15分 五合目10時35分 六合目11時00分 発11時15分 七合目11時30分 八合目12時00分 発12時10分 九合目12時25分 山頂 12時50分 発13時20分 六合目14時15分 発14時25分 三合目15時10分 登山口15時55着
上記はコースタイムですが、かなりのんびり(べつにのんびりしていたのではなく、これ以上無理でしたー・・・)タイムです。ほぼ昭文社タイムです。
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