2011年7月12日 八海山

 地元入広瀬の佐藤氏と歩く。
佐藤氏とは1999年越後三山縦走以来、年に一度くらいづつ山歩きをするという不思議な関係が継続している。
佐藤氏は私より10年先輩であるが、体系はいわゆるコンパクト系で若干の軽い持病はあるものの、足軽である。
 行き先は車に乗っても未だ決まっておらず、本谷山をリクエストするも却下、結局二人ともずいぶんご無沙汰している八海山へという結論に達した。
佐藤氏に屏風コースから入ろうと提案するが、これも却下。結局新開道のピストンと決定。だらだらの林道から植林した手の杉林から山道に入る。
カッパ倉までの登りはきつく三合目と四合目でそれぞれ大休止する。
カッパ倉からは一旦下り、眼前の壁へと登ってゆく。11年ぶりのこのコースだが、カッパ倉への九十九の登り以外はまったく覚えていない。
大日岳へは崩落か何かで通行禁止との看板が出ていた。
月日の池分岐で、軽く昼食とし、岩峰ルートを歩くこととした。1999での三山掛けの前に単独で八海山を訪れていたが、その際、実に楽しく八つ峰を越えた記憶があったが、今日は滅多に履かない登山靴のせいもあってか、実にぎこちなく恐怖感さえあった。逆コースから来れば利き手側が前方に出せるため、歩きやすいが逆だとなんかぎこちないなぁ〜と感じながらへつりの箇所で、かなり怖さを感じた。
 ゴンドラで登られた方々も居たが、平日ということもあり、われわれ含めあの時間帯ではわずか10名ほどではなかったであろうか。眺望も望めず、ただ登り、ただ下っただけという印象ではあるが、11年前の苦しい三山掛けの思い出を二人で語り合ったりし、楽しい複数登山ではあった。

発6時40分   三合目7時15分       発7時20分   四合目7時55分       発8時10分   七合目8時52分       発9時10分  
九合目10時25分  七から九まで20分休憩            月日の池10時50分        発11時15分  大摩利支天11時45分
帰路迂回途中12時10分        大日岳分岐12時30分発
カッパ倉手前鞍部上平地 13時15分           13時 25分発
四合目  14時10分          発 14時15分   三合目14時45分    登山口15時15分

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