2011年7月15日 守門小烏帽子 植生保護ロープ設置作業
8時を過ぎた頃、ようやく家を出る。鉄筋膨5本を担ぎ出発。
登山口付近ではワラビ園の管理草刈が一斉に行われていた。
特にこれといった記事はないのだが、途中の1000m付近でクロジがさえずっており、割と近くで肉眼で見ることが出来た。普段は警戒心が強い鳥なのだが、私のような空気のような存在には警戒が薄れるのだろう。
とにかく暑い。暑いのは承知していたが、息苦しくなりなるべく休みながら登っていく。こんな暑い中登るのにコースタイムなど糞くらえだ。
見晴らしのようところで、大雲沢を眺めると大分雪が残っている。例年よりも残雪は多いほうであろうか。
前回登ったのは約一ヶ月前、当時まだ水場にはたっぷりの雪が残り、夏道を拾うことが出来なかった。もうすっかり上祝沢の源頭部の沢は露出しており、タマガワホトギスはかなり背を伸ばし、ミヤマカラマツは開花していた。さらに日が進めば、シシウドなどのセリ科の植物が開花し、甘く切ない色香を放出することだろう。
通称小烏帽子(二の芝{1300猶予メートルp})に着き、ひとやすみ。屈強なスレンダーなご婦人と男性、ご夫婦であろうか。私が登ってくる時には気配すらもなかったのだが、もうスライドとなった。
誰かが、気を利かせてくれたようで、そこそこロープは張られている。しかし、間に合わせで軽く土に埋め込んだだけなので、あっちに傾き、こっちに傾き、おまけにロープはだらしなく緩んでいる。
ありがたいのだが、そのままというわけにはいかず、傾いた鉄筋棒と持ってきた鉄筋棒を入れ替えるなどし、ロープを張り終えた。
上祝沢源頭水場 |
ニッコウキスゲ群落 |
二の芝池塘 |
二の芝ロープ設置完了 |
山の芝の雪渓、もう50mほどになりました |
1100m付近から眺める袴腰と駒の神 |
トップへ |
2011年山歩きへ |
山塊別山行き記録へ |