2012年11月25日 浅草岳
基本的に、行くか行かないか迷っていたが、天気は終日安定しているようだし、自然環境保護員の報告書も書く必要があるため途中まで行くことにした。
車は県立エコミュージアム入り口付近からは入れないようになっていた。数100m向こうに、すでにザックを背負ったカメラマンが2名歩いていた。
シロと山に行くのは久々で、車から降ろすと盛んに早く行けと催促吠えする。近くの同世代の血統書付きの犬が死んだと言うのに、シロは気力だけは充実しきっている。
カメラマンに挨拶し、私とシロだけの歩きとなる。壺足で昨日かその前に歩いた痕跡があるが、15分ほど歩いたところで引き返していた。
カンジキは車から降りてすぐ装着した。
正直、ネズモチ平あたりで引き返すのも考えてはいたが、とりあえず桜曽根あたりまで行こうと考えていた。
旧ネズモチ登山口まで行くと、考えが変わり、桜曽根経由ではなく、ネズモチ経由で行けるところまで行こうとの結論に達した。
雪は朝からずっとクラスト状態で、ずっと歩きにくく、体力は消耗していた。また、中途半端な積雪のため、空洞となっている部分があったり、登山道脇の潅木が垂れ下がり進路を塞ぐなど、歩きは遅々と進まない。
沢を二つ越えると、表面はさらに高くなり、カンジキでキックステップを食らわす必要があった。
3回ほど、撤退を決め下り始めてはシロの消息を気にし、再び登るということを繰り返した。1300を超えると、浅草岳山頂が見える、俗称「浅草岳眺め」まで至ると、もう山頂へのモチベーションは高まった。
なるべく潅木を避け、分岐に着いた、途端シロを呼びつけリードを確保、なぜなら、私だけしかトレースが無いはずの今日ワカントレースがあったからである。ワカントレースを確認すると、1名が山頂まで至り、すでに折り返し山頂には誰も居ないことが予想された。
エコミュージアム入り口発8:20、山頂着12:30だった。
眺望は遠望が利いた、北アルプイスらしい山も見える、日光白根はもとより、茶臼の噴煙まで見えようかと言う眺望である。
つるべ落としのため、なるべく早めに下ろうと思ったが、15分ほど休憩し、12:45に山頂を出、先行者のトレースを追い、桜曽根経由で下ることにした。
旧桜曽根駐車場からの車道歩きはやはり長かった。
ネズモチ平大駐車場と管理棟 |
満12歳シロ |
ブナ曽根1100m付近から嘉平与のボッチ |
同上、、早坂尾根方面 |
山頂 |
浅草岳から守門岳 |
山頂から前岳 |
手前から鬼が面山山塊・中、毛猛山塊・奥、越後三山、兎、荒沢方面 |
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