2013年4月21日・22日 浅草岳方面
4/21
白崩橋7:35 白崩滝眺め8:05 8:10 970p9:30 1248p10:20 白崩橋11:30
4/21は、恒例の浅草岳スキーツアー日であり、本年度より宿泊者限定のイベントとなった。
約25名ほどの参加者が各それぞれ希望の宿を選択し、宿泊されたようである。
当宿は9名の方に泊まっていただき、あまり予報も良くない中、来訪してくれた。
20日はまだ雨の予報は出ていなかったが、20日午前中から天気は下り坂となり、低気圧の北上が列島を覆い、予報がずれてしまった。
夜の夕飯時にその旨説明し、朝に最終的な決行の有無を知らせるということにした。
予報どおり、低気圧は動かず、まさに予感が的中。
スタッフが電話にて相談し、行事としては中止とし、希望者は行けるところまで行くという趣旨で7時半に白崩橋を出た。
当宿からは2名の方が緊急参加され、あとは3名参加。私とリーダーY君、音松荘さん、地域振興の方の合計9名で上を目指した。
当初、Y君だけが上に連れて行くといっていたが、その心意気に皆が賛同したという図であろうか、なんとしても4年連続中止だけは心の中で断ち切っておきたいという意思が強かった。
歩きの方は数名とスキーヤー1名は、音松荘さんと地域振興の方が先導し、970で退却。私とY君は1名の屈強なスキーヤーと1248まで行き、退却。
すでに吹雪状態と新雪20pによる悪条件にて撤退。
やや湿り気のあるパウダーをぜいぜい荒い息を吐きながら格闘し、帰路に着いた。
約2年ぶりの山スキーであり、しかもテレマーク、滑り事態はたいへん有意義で楽しかった。
帰りに音松荘さんで軽く反省会をし、帰宅。
4/22
白崩橋7:05 白崩滝眺め7:40 7:45 970p8:45 8:50 1248p10:00 1300弱付近10:20 10:40 嘉平与のボッチ11:40
12:10 白崩橋14:30
4/21に浅草岳スキーツアーを悪天キャンセルされたIさん2名と、Sさんとで、本日私の案内で行くことになった。
天気予報はまずまずだったが、なかなかガスが切れる事がなかった。970ではほぼ濃いガスに覆われていたが、そのうちに良くなるだろうと再び歩き始める。
アイヨシ沢を上昇し、ヤジマナ沢側に進路をとり始めると、昨日のシュプールやトレースはすべて消失しており、進行方向に一抹の不安を感じ始める。
ヤジマナ沢からアイヨシ沢源頭尾根まではかなり距離があり、不安を感じながら上っていく。
うっすらとヤジマナ沢と思しき地形が解かり、なんとか1248にたどり着いた。
天候が悪くなるのであれば、即効撤退を決めるのであるが、好転になる予報であり、再び嘉平与のボッチ前衛ピーク夏道ジャンクションを目指した。
馬の背の平地尾根を歩いていると、かなり雪が良い降りとなってきており、かなり時間を稼ぐ必要があると思われ、安全な垂直雪庇のスコップで休憩場所を作り、少し様子を見ることにした。
やがてうっすらと日が指しそうな雰囲気となり、再び上部へ。しかし、尾根はかなりのブッシュであり、適当な空いている場所は濃いガスのためまったくわからない。
桜曽根登山道とのジャンクション尾根であることはわかっていたので、尾根筋になるべく近い箇所を通ると、ようやくジャンクションに着いた。
少し上り、ようやく嘉平与のボッチに着いた。
嘉平与のボッチで約30分天候待ちしたが、まったく変化なく、正午を過ぎても変わらずは、午後遅くなっての回復とあきらめ、ガスの中下る。
1248を少し下ると視界はよくなり、虎の子の景色をデジカメに納めた。
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白崩滝(行きの画像) |
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ヤジマナ沢源頭(行きの画像) |
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アイヨシ沢上部(帰りの画像) |
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アイヨシ沢左岸尾根(帰りの画像) |
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970p雪庇崩落(帰りの画像) |
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970への急登(帰りの画像) |