2013年8月24日 鬼が面山山塊南岳(登山道除草:単独)
朝から土砂降りで、時間を遅らせることとしたが中止はありえなかった、というか、これを逃すと次が無いのである。
252号線の通称毛猛平の沢筋から、かねてより土砂災害があった場所に、ふたたび土砂が道路まであふれ出ていた。
命こそとられるわけではないが、まるで戦場へ向かう兵士の気分である。
歩き出すと次第に皮膚から汗が出るのが自覚でき、実に不快だ。
小1時間ほど歩くと、トンビマイタケの群落を確認する。
これから作業をしなければならないのは承知していたが、なにしろ昨今では幻のキノコとして珍重されているキノコである。こんな大群落は滅多にないことであり、何しろ貴重な金品では買えない代物である。
ザックの中身を袋にくるみ、雨水防止処置をし、外に大体出す。ほぼ空になったザックにどんどんキノコを入れるが、まだ入りきらない。スーパーの大袋にぎゅうぎゅう詰めし、一度家に帰ることにした。
拠って大きなタイムロスとなり、12:10分よりようやく吹き峠分岐から刈り払いを始める。
2時間ぶっ続けで刈った頃であろうか、うしろから大きな声がし振り返ると登山者の単独行者が背後に迫っていた。
夢中で作業をしたということもあったが、まさかこんな日に登る人はまずいないだろうと思っていたのでかなり驚いた。それにしても14時を過ぎた時間に登り始めるとは・・。
14:25より15:25まで刈り、最後の給油をして、17:00、南岳から30分ほどいったあたりで機械をデポする。
正味除草4:30.。現場発17:00、六十里登山口18:20。
単独行者の車が1台のみ、泊まりの装備という感じはしなかったがヘッデンは持っているのであろうか、少し心配しながら家に向かう。
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