2014年6月22日 守門岳
頂上付近のロープ設置作業がまだであったので登ることとした。
あいにくの雨で、登山口には誰もいないであろうと思っていたが、単独行の登山者が一人。
挨拶を交わし、先に出る。
私よりはるかに若く、ダブルストックでグイグイ迫ってくるので直ぐに諦め先を行ってもらう。
安価な雨具のせいか、どんどん体温は上がり、たちまち下の着衣が濡れてくるのがわかる。
尾根の取っ付きで、たまらず雨具の上のみを脱ぎ、雨の中かまわず登る。
見晴テラスまで50分を何とかクリア。単独行の方もここでしばし休憩タイムをとっていた。
ここから二人で他愛もない話をしながら、上祝い沢源頭部の雪渓部を越えて上る。
水場付近はまだ雪だったが、そこからのヒド状の登山道はだいぶ露出しており、来週にはより明確になり、ほぼ間違うことはなくなるであろう。
守門には何度か至っているが、此処のコースは初ということで、私がそこから先行していく。
ずっと話しながら登ったので、割とリラックスできたのかあまり疲れず2時間を僅かに切ることができた。
今の私の体力ではかなりうれしい。
着衣がズブ濡れになるのは想定内で、ザックから着替えを取り出し、着替える。
着替えたのち、直ちにハンマーで異形鉄筋を打ち込み、あっという間に作業終了。
単独行者は先に発ち、下りながら不良木を除去する。
赤土のヘツリ部分は改めてステップを刻む必要があろうか。登山道としては行き届いた道ではないといえよう。
下りは布引道を下るが、ここでも不良木が道をふさいでおり、かなり手鋸を駆使し取り除いた。
一応、滝を眺め、チェーンソーを使うことがないことを祈ったが、最後の最後で大木(手鋸では対応できない径)のブナが道をふさいでいた。しかし、とりあえず人間が通れるくらいのスペースがあったので、今日のところは諦め岐路に着いた。
そのほか、道標などの傾きを軽く直した。
山頂から袴腰方面 |
山頂から三人倉 後方は霧の浅草岳 |
田小屋分岐上部いつもの雪堤 |
布引の滝 |
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