2015年3月18日 浅草岳テレマークスキー

 7時20分に旧ホテル大自然館を出発。
4月第1週、5日に行われる浅草岳スキーツアーの下見に行くことになった。
当日リーダーのS氏と下見を実施することにしたが、少し遅くなるとのことで、私だけ先に歩き始めた。
ほかに、数台の車が停車しており、最近は浅草岳も天候良ければわりと入れる山になったようだ。
ホテル大自然館の途中の車道では、黒姫を目指したと思われる車も停車されていた。
雪は、先週小1メートル以上の深雪が降り、最近数日の好転のせいか、表面はクラスト状態であった。
幸い、昨日あるいは一昨日のズタボロのスノーシューやスキーの入り乱れたトレース群があり、それを本日数名たどった跡があり、大いに助けられた。
 標高100m弱ところで御1人のスキーヤーを追い越す。
そのうち、2名のスキーヤーが迫ってきたが、追いつ追いかけられという図式は、なかなか張り合いの或るものである。
まったく誰もいない山域では、ひたすら無の境地となるが、人がほかにいるという事は何か勇気づけられるものである。
 11時20分山頂着。3時間半くらいで着きたかったが、今季初の山スキー&登山歩きという事で、いささか疲れもありこんなものだと知る。
山頂は風がわりと強く、国有林の看板の陰で飯を食べる。
空腹を我慢して登ってきたので、久々に飯がうまい。
10分ほどでS氏も山頂に着いた。
雪に覆われた浅草岳山頂は久々である。

正午頃、滑走開始。
S氏はいつもながらシールをつけたまま滑走し、前岳で剥ぐとのことで先に滑り始めた。
前岳から嘉平与のボッチまでは、先週の新雪が緩み、まるで滑らない。
嘉平与のボッチから沢分岐ピークまでも、いやらしい軟雪と滑走性の悪さで、かなり難しいシチュエーションであった。
後ろ足のアウトエッヂをひっかけ一度転倒までした。
アイヨシ沢源頭からは、相変わらずモクモクした雪で滑りにくかったが、徐々にコツをつかみながら対応し、ヤジマナ尾根で休憩。
その後も、難しい雪が続き、かなり息が上がる。
気温も上がり、汗ばむほどとなり、13時30分に旧ホテル大自然館にゴールした。
 第1回目のスキーツアーまでは、まだ2週以上あり、第2回目に関しては、1か月以上先であるが、ともに雪の量は問題ないであろう。

 
鬼が面山方面の膨大な雪で覆われています
 
前岳直下を登る山スキーヤー 
 
ブーツスカルパT2 板ブラックダイヤモンド 
 
前岳から浅草岳山頂方向 
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