２０１５年１２月１３日　　萱峠〜鋸山〜萱峠

昨日、阿賀野市Ｈ氏　と小千谷氏М氏とともに大雲沢で忘年会を実施。
いつものグダグダ会話から最後はМ氏の恒例の４０万円ギターでのパフォーマンスとなった。
明日は菌トレという事だったが、最初は栃尾の万太郎山に行くつもりであった。
栃尾の道の駅で阿賀野市Ｈ氏は同行せず帰るとのことで、私とМ氏で万太郎山をめざしたが途中で雨。
刈谷田ダムの所で堅牢なゲートが施され、万太郎山は断念。
萱峠の手前まで車で入り、５分強で萱峠である。
この一帯は以前牛の放牧場であったらしく、牛舎や水飲み場、水源タンクなどが寂れた空間に残されている。
かつて牧草が青々と茂っていたであろう平地は、ススキと得体のしれないプチトマトみたいな黄色い実がたくさんなっていた。
ススキのほか、タニウツギがはびこり、次第に陽性木本類が生い茂る雑木となるであろう。
牧場の廃れた雰囲気から一転、山はブナ林となり、すがすがしい空間が続く。
一つ目の大きなピーク枡形山に着いた。
そこから下り、いくつかのアップダウンを繰り返すと、下方に栖吉登山道が見えてくる。栖吉登山道を登り切ると花立峠である。
大きな杉が数本立ち、７〜８人のハイカーが休憩していた。
花立峠からしばらく行くとようやく鋸山山頂である。
萱峠から１時間20分程であった。
まったく食料を持ってこないので、そのままリターン。帰りは少し早く１時間１０分ほどであった。
今の時期でさえ、ブナの疎林が美しいので、新緑や秋はもっと素晴らしいハイキングコースなのだろう。
小千谷のМ氏と、ほとんどジョーク合戦で道を歩き、たのしい忘年山行きであった。

登山客が勝手に命名した山らしい（萱峠の次の山）