2016年4月3日 第60回浅草岳スキーツアー

 約30名の参加者と、我々6名のスタッフで朝6時35分に旧ホテル大自然館を出発。
曇り空で、冷たいものが落ちてきそうな感じではあったが、徐々に天気は良くなり、次第に快晴となった。
先頭はいつものようにY君が先導し、途中音松荘さんやTさん、O君、小千谷からМさん、最後尾を私が歩いていく。
参加者の中には、前日守門大岳を滑られた方もおり、多少疲れ気味の方もおられたようである。
970m手前で、わかんの方が体調不良とのことでリタイヤされ、1100m付近で足に不調をきたした方を、Мさんが付き添い、下まで引率。
嘉平与のボッチでは、全員スキーを外し通過。
前岳に2名ほど残し、ほぼ全員山頂を踏んだ。
おおむね5時間強のほぼ予定通りの行程であった。
 天気も良く、温かいのでおおむね1時間弱の休憩となり、滑走準備。
本来先導予定だった音松荘さんは某マスコミの案内などをするために、急遽私が先導となった。
滑走開始は12:30であった。
いびつな地形で狭い斜面ではあったが、前岳直下方嘉平与のボッチにかけての斜面で、恒例のTさん提供の写真撮影会が行われた。
一人づつ滑るという、まるでバッヂテストのような状況は浅草岳スキーツアーの一つの風物詩となった。
参加者一人一人が、それぞれのパフォーマンスを繰り広げ、「うまいね」とか、「おっと」などと、ギャラリーもそれぞれが他者の滑りを見て研究されたようである。
ちなみに私が先頭で滑ったが、板は滑らず、なんかモチベーションが低い、気合がまるで入っていない滑りとなった。

帰りは、嘉平与のボッチを通らず、トラバースを敢行した。
細かい灌木があり、歩行に難を要したが、板を外さなくてよいのは本当に助かる。
嘉平与のボッチから下部は、20名ほどの歩きの集団が通ったようで、かなり滑走が難しい状況であった。
唯一、1248下の斜面の、アイヨシ沢左岸尾根を滑走したところ、なかなか良い斜面であった。
私の後をおよそ15名くらいの参加者が次々と続いてくるので、煽られるような形となり私も結構きつかった。ただ、ある程度人数がそろってからスタートしたので、その間にある程度息を整えることができたようだ。
私を含め、先頭グループは14:15ごろ到着。
最終グループも40分後くらいに到着。
思いがけず、好天に恵まれ、よいツアー日和であった。

 
              白崩沢の大滝眺め(旧白崩沢林道途中)

 
 
 
 嘉平与のボッチを越えて前岳へ
 
鬼が面山の稜線                          
 
                      前岳直下をトラバース

 
      山頂   説明するTさん                                   
 
 
 
 
 


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