2016年5月29日 浅草岳 六十里登山口下山
山頂直下植生保護ロープ設置と、不要木伐採作業のため、小型チェーンソーを持参しネズモチ平から登る。
管理棟近くのスペースに杉が倒れかかっていたので、まずはそれを処理。
あとはのらりくらりと歩いていくが、あまり不要木は見られない。
途中の急登の所で、枯れた木の根が邪魔になっているところがかなりあり、それらを処理しながら登る。
上部に行くにつれ、ツバメオモト・マイズルソウ・チゴユリ・ゴゼンタチバナなどが見られる。
作業しながらではあったが、それにしてもかなり暑さが堪えた。
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四方向分岐 朽ちた道標 |
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分岐より浅草岳 |
四方向分岐から200mほど雪を踏む。雪は意外と固くない。
山頂直下テラスは、老朽化し、いたるところに穴が開いている。
空腹なので、弁当を食い、それから植生保護ロープを張り始める。
テラス利用者が多く居り、作業する旨伝えながらロープを張る。
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山頂直下テラスより守門岳 |
正午少し前に作業を終え、知人に挨拶をし一路鬼が面山山塊へ。
前岳側近の岩場の複雑怪奇な矮小した檜群をかなり処理する。
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前岳直下から鬼が面山近辺 |
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ムジナ沢ガッチ〜前岳間の鞍部に群生していたシラネアオイ 幾分遅い感じ |
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岸壁のハクサンイチゲ(と思われる) |
鬼が面山稜線にはたくさんの花々が見られた。
岸壁には、ハクサンイチゲ・ユキワリソウ・コイワカガミなどの種だと思うが、近くで見れないため詳しい同定は不明。
今年は雪が少なかったせいか、進路を完全に塞ぐような倒木は見られず、さほど苦労しなかった。
あとは傾きかけた木を処理するなどし、5時20分六十里登山口に下山。
家の者の迎えを6時にお願いしていたので、40分ほどブユの捕獲をしていた。