2019年 3月12日 ネズモチ平以遠1000m付近まで(細板テレマークスキーカモシカ調査 ソロ)

 7:55に、ホテル跡から歩きはじめる。先行者は車1台。
黒姫(守門山塊黒姫)に登ると思われるパーティーがムジナ沢橋を過ぎたところで数台準備をしていた。
昨日の雨が少し冷えたと見え、相変わらずの新潟中越地区特有の超ブレイカブルクラスト。
時折日も差し掛けるが、次第に曇りが濃くなっていった。
今日の目的地はネズモチ平駐車場と白崩沢を眺めることができる地域一帯であったが、雨量計のところから通称メアテ沢を源頭まで詰めてみようと登り始める。
最初は穏やかな傾斜であったが、徐々に沢は深くなり、植林地の限界まで登ったところがほぼ源頭部であった。
およそ、桜曽根旧登山口と同じくらいの標高に見え、1000mほどまで登ったのであろう。
急傾斜地を滑走となるが、さらにブレイカブルクラストでまったく曲がれない状態で、斜滑降とキックターンしか道はなかった。
右沢と上清水沢を横断し、適当に下るとネズモチ平大駐車場に出た。
管理棟はかなり屋根が露出し、積雪はいつもの年の半分くらいであろうか。
そこで昼食を摂り、白崩沢の断崖が見渡せる地域に着き、カモシカを観察すると一頭だけ見ることができた。
状況をメモし、適当な斜面をプチ登り返したりし、13:15頃ホテル跡に着いた。

 
ろくう橋 
 
メアテ沢源頭の杉植林地と天然林境 
 
ネズモチ平大駐車場管理棟兼トイレ 
 
野兎の食痕(コシアブラ) 
下部はようやくターンできる雪であった 
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