2019年 10月3日 八十里越え 4名

吉ヶ平山荘5:00  椿尾根6:00 6:10  番屋乗越7:05 7:15  ブナ沢8:20  高清水沢8:45 8:55  
殿様清水9:35 9:40  鞍掛峠10:15  田代湿原11:10 11:45  木の根峠12:25  松ヶ崎13:05 13:15
ナコウ沢14:10  大麻平15:00 15:15  浅草岳入叶津登山口16:15  全行程11:15 休憩時間1:35

 ヘッデンスタート。30分ほど点灯しオフ。
椿尾根、番屋乗越までは速いペースで進む。
番屋乗越から先はカメバヒキオコしやクロバナヒキオコシの群落が登山道を塞ぎ、足元が見えにくい。
ハナアブやハチの類がクロバナヒキオコシが大好きらしく、スズメバチとの遭遇を警戒。
新しく建設される289号の巨大な橋脚が山峡に立ち、異様に見える。
 登山道にはところどころナラタケ(食菌)が見られた。ほかに菌類はツキヨタケくらいである。
 ブナ沢には大きなブナが倒れており、渡渉がしやすくなっていた。また、ブナ沢を越えたあたりから、測量工事が実施され、道には草がない。
 高清水沢を過ぎると、8月の大雨で抉られたのか道が寸断されていたが、下方に回り道があった。
 以降、途中草がしっかり刈られていた箇所もあったが、足元が見えにくいところもあり、足場をしっかり確保して歩く必要がある。
 鞍掛峠には、ほぼ想定内の時間で到着。田代湿原でゆっくりしたいとのことで、鞍掛峠で休憩せずそのまま歩く。
 10日ほど前に木の根峠から鞍掛峠・田代湿原内を刈り払ったのだが、刈り払った跡というのはありがたみの無いものであると感じる。
 湿原内は、木道が腐って沈降し、代わってミズゴケが隆起したような格好となっている。
湿原内に獣道が形成され、蒐場のようになっていた。はたして・・イノシシであろうか?
 福島県側は道も広く、歩きやすい道であるが、相変わらず泥濘が多い。
 後半ゴール間際のところで、大きなブナが途中で折れ、中径木サイズの木に掛かっていたが、通過の際、注意が必要である。

最後の車道歩きは大変な行程であるが、ここを歩いてこそ八十里越えの完結なのである。
普通の歩き屋には山道終了地点で車お迎えでは物足りないだろう。  

 
 
 
ブナ沢 
 
高清水沢を越えたところのブナ林 
 
小松横手からの守門袴腰 
 
田代湿原内のイノシシ?の獣道 
 
松ヶ崎 
 
ナコウ沢 
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