2021年4月11日 浅草岳早坂尾根〜山頂〜白崩沢 テレマークスキー ソロ

ホテル跡6:50 田代ゲート付近7:20 ろくう橋7:55 エコミュージアム入口8:15 下清水沢口8:30 早坂尾根三角点付近上9:45
左沢源頭10:25 大三本沢源頭11:05 浅草岳11:35 ホテル跡13:00

 雪の状況を知るためと、左膝の具合が思わしくなく、その調子を見たいので出掛けることとした。
 朝5時半に別なお客さんを二分まで送った後、出発した。
 白崩橋のところで、どっちに行くか悩んだが、登山者が少ないであろう車道を歩き、早坂尾根経由で至ることとした。予想通り、車道から早坂尾根を目指すのは自分一人と言う寂しさだった。途中の急斜面ではところどころブロックが崩落している箇所や、孕んだ部分も数か所あり、通過は気持ちの良いものではなかった。
 心肺的な疲れはあまり見られなかったが、股関節がいた重い感じでまるでピッチを上げられない。結局、4時間45分要し、山頂へ着いた。単独なら4時間を切ることは自分の体力では厳しいが、4時間強くらいなら過去に何度か至った気がしていた。
 あれだけの車が下に止まっていたが、山頂は私ひとりで、これから登ってくるのであろうか。あるいは前岳あたりから下方へとドロップしている人も幾人か確認できたので、昨今はこの急斜面を目当てに訪れる人が多いようである。ただ、その急斜面が終わってしまえば、あとは延々と車道滑りが待っているのみなのだ。
 膝の具合はやはり今一つで、幾分左足が後ろ脚の際には前乗りを少し意識して対応。拠って、左ターンはほぼ均等荷重で滑走した。
 嘉平与のボッチからヤジマナ沢源頭部までは雪が著しく減っており、ムジナ沢側をトラバースするように滑走する必要があり、滑走としての楽しみは大きく失われた。
 アイヨシ沢源頭からアイヨシ沢にかけては比較的程よい斜面が見られ、上手く滑れば楽しい斜面だ。ただ、アイヨシ沢左岸はほぼ灌木が露出し、ヤジマナ大滝尾根までの間はブナの疎林をトラバースするしかなさそうだ。
 ヤジマナ尾根筋は総じて灌木に覆われているが、雪堤がしっかりしているためそこを通れるようだ。
 入念にワックスを施したのか、そこそこ滑る雪だったのかわからないが、滑走性は良かった。
 技術的な部分としては、体をしっかり直立させることで、テレマークポジションにダイレクトに力が伝わり、膝への負担も軽減されると思った。

 
車は朝6時50分ごろで15台ほど 
 
三角点付近から至る浅草岳 
 
三角点付近から守門岳 
 
左沢源頭 
 
大三本沢源頭 
 
大三本沢源頭部分から早坂尾根下方部を望む 
 
 
 
 
 
 
 
前岳から登って来た早坂尾根を眺める 
 
 
 
 
ヤジマナ尾根と守門岳 
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