2022年4月3日 大原から守門岳テレマークスキーBC  ソロ

スキー場跡6:50  スキー場終点7:35  大原西805p尾根分岐8:15  田小屋稜線9:35  小烏帽子10:10 
守門岳10:55 4:05h
守門岳11:05 大原12:00 着12:20

 旧大原スキー場に着くと、先行の単独行スキーヤーが正面の急斜面を登り始めていた。
 身支度を整え、若いスキーヤー2名と同時スタートしたが、強烈なスピードで一気抜きされる。
 このコースから山スキーで行くのは20年ぶりくらいになるであろうか。テレマークスキーでは初である。
 急登斜面は先行者のトレースに助けられたが、クト―無しでは雪面が固いため、相当注意しながら滑落防止に努めた。かなり緊張して登ったためか、あまり疲れはなかった。
 田小屋稜線に着くと二分〜大岳〜守門岳〜藤平山〜二分の周回ルートが定着しているようで、たくさんのトレースがおびただしくあった。途中守門岳から下ってきたグループにたくさん行き会った。
 小烏帽子から山頂までは夏道であれば30分強で行けるが、BCではかなり腿に疲れが出てくる部分であり、一気にペースがダウンした。ややもすると3時間半くらいで行けるかと期待したが、田小屋稜線から疲れもあってか思いのほか時間がかかった。
 兎にも角にも歩きの登山者が大勢居られ、みなさんそれぞれビシッと決めたスタイルで登っていた。昔の長靴スタイルのおっさんスタイルが皆無であった。
 シール登行中はかなり硬い雪があったため、目指していた本高地沢は無理かと思われたが、単独行スキーヤーが滑走していたので、なんとか行けるのではないかと期待した。
 山頂で空腹は感じてはいなかったが、握り飯を1個胃に収めシールを剥がし滑走準備にかかった。ヘルメットは2,000円のどかヘルである。
 初の本高地沢滑走である。締まってはいたが、さほど硬くはなく大半径ターン+深まわりで攻めた。実に快適であった。滑走は沢部分まで行かずほぼ源頭部分までで止めておき、あとは若干登り気味に元来たコースに向かってトラバースする。そこから適当な斜面に取り付いたりし、滑走を楽しんだ。
 稜線からの下祝い沢横大斜面へのドロップは慎重に行った。途中岩場があり、小さなクラックがあるのだ。過去にアルペンスキーで数回滑ったことがあったが、相当昔である。久々でしかもテレマークスキーなので、注意して下降した。下部に行き、安全を確認し、下祝い沢右の大斜面を心置きなく滑走した。斜度が緩くなるとややストップスノーではあったが、いいBCだった。

 
スキー場跡終点からブナ林へ 
 
田小屋尾根  
 
 
 
袴腰へのキレット 
 
 
 
 二分〜大岳〜守門岳〜藤平山〜二分周回の方々
 
 
 
 
 
初の本高地沢へ滑走前 
 
適当なところで見切りをつけてトラバースで戻ります 
 
 
途中の誰も入っていない斜面をデラパーシュ 
 
 
ほぼ最後の下祝い沢右の大斜面 ごちそうさまでした 
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