2022年 4月 17日 守門黒姫 BCテレマークスキー ソロ

黒姫橋6:30  下黒姫沢7:00  平地8:45 8:50  稜線9:45 9:50  黒姫山頂10:25 10:30  黒姫橋11:35

 朝は珍しく冷え、車のフロントガラスは凍っていた。
 浅草岳に向かう登山者をホテル跡まで送り、そのまま黒姫橋袂の広場に車を停車させる。
 先行者はボーダー1名で、私含め数台がほぼ同じ時刻に到着し、準備を開始した。他のグループは未だウエアーすらも着替えていないグループもおり、山行のボーダーの次に私が出発となった、
 黒姫橋には雪がなく、橋を渡ってから板を着け歩きだす。
 5年ぶりの黒姫山行だが、トラバースの位置など忘れてはいなかった。
 沢は雪が多く、アイによってブナの木が何十本もなぎ倒されていた。沢は一ヵ所しか開いていなく、めったにない多さである。
 登りではかなり暑さにやられ、かなり遅い歩きであった。また雪が硬く、クト―無しの装備なので、慎重に登らざるを得ない。
 稜線に着くと風が出て肌寒くなり、肌着をすべて着替えた。
 先行ボーダーは黒姫山頂目当てではないらしい。
 尾根は険悪で、途中明らかにナイフとなっている部分もあり、スキーシールを剥ぎ、板をザックに括りツボ足で向かうこととした。右側の上黒姫沢源頭部への滑落が怖いので、慎重にナイフを通過する。
 懐かしい黒姫山頂は穏やかであったが、途中の痩せ尾根はこの山の核心部となろう。
 山頂一人占めとなった。帰りの痩せ尾根が心配なので、とにかくそこを通過したい気持ちが勝り、山頂参りもそこそこにして滑走を開始した。板を着けたままのナイフは怖かったので、右側のクラックを越え、急斜面を階段登行で迂回した。その核心部を過ぎるとあとはすいすいと行けた。中斜面の気持ちの良い斜面でシュプールを描く。気持ちいい。
 稜線からの滑走は、よく滑った。大半径でわりとスピードに乗り楽しめた。
 今日の黒姫は総勢10名以上はいたと思われるが、ほぼ駒の神方面に行ったようであり、山頂参りは私だけだったのかもしれない。
 沢を滑走し、沢の取り付きまでの登り返しがきつかったが、久々の黒姫は楽しかった。

 
黒姫橋 
 
 
 
雪崩が多かったようで沢は多雪 
 
大雪崩によるおびただしい倒木 
 
 
 
1000mから 
 
川内と飯豊 
 
烏帽子山 
 
守門岳 
 
 
 


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