2022年6月4日 八十里越え1/2吉ヶ平から田代平まで ソロ
吉ヶ平5:10 椿尾根6:05 番屋峠6:55 7:10 鞍掛峠9:40 田代平11:00 ゲート13:30
登山道、残雪状況把握のため向かう。
番屋山周回コースは整備がなされていた。つまり椿尾根までは問題ない。以降は人が踏み入った痕跡はほぼ無く、山道のステップは雪の滑落により失せ、足場に苦労する。
番屋乗越の掘割には2メートル超の積雪が残っていたが、ブナ坂あたりまでは雪を踏むことはなかった。ブナ坂とは、火薬跡石柱の下部のブナの原生林手前あたりを言う。
ブナ沢の天然ダムは汚泥で埋まり、現在はダム化は解消されたようだ。ブナ沢渡渉部分は決壊し、従来の渡渉部は渡渉不可能なため、その右側を通ると通過できた。
ブナ沢を過ぎ、急登を喘いで登っている最中、10メートル未満の距離で熊に行きあったが、素早く熊の方が私を察知し藪をすり抜けてくれた。が、一旦彼は再び登山道に出て私を一瞥した時、かなりの恐怖を感じた。しかし、そのままブナ沢方向へと進路を取り、安堵した。あたりには獣臭が漂っていた。
その後、雪はあるものの、あまり危険はなかったが、鞍掛峠から田代平間にいくつかのヒドがあり、ほぼ埋まっていたが、なかには嫌らしいスノーブリッジがあり、今後安全に通過するには数週間かかるかもしれない。また、小松横手の終わりあたりには雪が下部(底)まで繋がっており、複数人でトラバースするにはロープや堅牢な機具などでステップを刻んで通過するのが良いかも知れない。
田代平には水芭蕉が咲き始めていた。
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ブナ坂下 |
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ブナ沢渡渉部分 右側を通過 |
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烏帽子山刀掛けからの沢 |
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小松横手手前から守門袴腰と黒姫 |
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湿原の水芭蕉 |
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オオバキスミレ |
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サンカヨウ |
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ヤマエンゴサク |