2023年2月7日 守門大岳BCソロ
発7:35 長峰9:30 保久礼小屋9:35 キビタキ小屋付近10:30 不動平11:25 大岳12:05
大岳発12:25 着13:45頃
雪がクラスト気味なので、あまり気は進まなかったが天気も悪くなく、早めに山慣れしておく必要もあったので大岳をチョイス。
駐車場にはすでに5台ほど車が停車しており、私が停車させた隣の登山者は朝飯を食べていた。また、単独行者のBCスキーヤーはすでに登行を開始していた。
杉林の取り付きの急斜面はまだ雪が少ないのか、あちこちに踏み跡が散らかり、いかにも歩き難そうであった。案の定、手間取ってしまいここで大汗をかかされる。
急斜面を終え、パーカーを脱ぎ、体に括る。
雪は完全なクラストではないが、表面が固まったクラスト状態でパックされた雪となっていて、どうにも曲がれる気がしない。
途中、生理現象に悩まされ、林地に分け入り用を足させてもらう、その後も突発的に電話などが入り、かなり遅くなると思われた。
追い越されることはなかったが、いくらも居なかったせいでもあろう。
不動平では風が出て、パーカーを着込む。しかし山頂はぽかぽかと風もなく、ゆっくりと握り飯を食べた。
握り飯を食べ、シールを剥がし滑走準備をしていると、屈強そうなスキーヤーが山頂に到着し、先行したスキーヤーはどこに下ったか?と聞くがわからないと答える。
屈強スキーヤーは当然アルペン板であり、雪質も苦にせず、大岳直下の大斜面にショートターンで下っていった。私もその真似をして同じようなコース取りをし、ロングターンでテレマークターンを行った。まったく滑れないと思っていたが、意外に雪は滑りやすくそこだけまともにテレマークターンで楽しむことができた。屈強スキーヤーは電光石火の早さで再びシールを装着し、登り返し始めた。なにやら蘊蓄を語り始め、どこどこの斜面は雪質が変わりにくいとか色々知識があり、スキーヤーなのであろう。
キビタキ小屋手前まではなんとかテレマークターンで滑走できたが、途中でパック雪に足をとられ転倒。その後もやはり足をとられる場面があり、テレマークターンは封印し、アルペンターンでなるべく閉脚し対応して滑った。やはり難斜面は無理せず、テレマークは封印しアルペン操作でのり切ることが大切なのだと悟った。
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駐車場 |
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杉林突入 |
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長峰から大岳 |
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保久礼小屋 |
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今が旬 ヤドリギ |
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キビタキ小屋付近 |
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目指すは不動平 |
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不動平から大岳 |
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守門岳袴腰青雲岳 |
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粟ヶ岳 |
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大岳直下滑走 |