2023年 2月 28日 浅草岳BC ソロ
やや雪質が気になったが、とにかく一度行ってみる必要があると思われ向かう。
すでに5台ほど車が停車されており、私が準備を始めると同時に1名のスノーシューの方が歩きだしていた。
昨日何名か登ったらしく、トレースは深雪をラッセルこともなく楽であったが、途中の林道からムジナ沢の夏道方向に進路をとっており、やや遠回りのルート設定であった。ただ、多少遠くなっても、他者のつくったトレースを使うのはありがたいことである。
白崩林道終点付近で私よりやや早いスノーシューの男性を追い越すも、途中で道を譲ったりする。
ヤジマナ沢尾根の取り付き部分で、先行BCスキーヤー3名が休憩していた。お若い方であった。というか、自分が年寄なのだからしようがない。
ゆっくり歩いていたのだが、スノーシューの男性も3名のスキーヤーも迫ってこない。3名のうち一人があまり経験知の無い方で、その方に合わせているのかどうか、私より遅いというのは何かしらの理由があるのであろう。
最も遅くスタートしたらしいスプリットボードの屈強の若者は、前岳直下からドロップしていた。
前岳直下から風が強くなったので、ウインドブレーカーを羽織る。
雪も前岳から浅草岳直下にかけて強烈なウインドクラストでほぼ氷であった。すべり止めは持参していなかったので、山頂直下から山頂までスキーを持って登った。
山頂一帯は雪が少なく、今後は夏道からやや福島側にルート取りをして登らないと登れなくなるかもしれない。
山頂で少し食糧を胃に収め、寒いのですぐシールを外して滑走に入った。出来ればシールをつけたまま前岳まで行きたいところであったが、アイスバーンであり、逆にシールを装着したままだとエッヂが利かなくなる可能性があったのでシール無しで階段登行などをして前岳まで登った。
前岳直下の広い斜面を滑る予定であったが、元に戻るコースが雪庇となっていて、かなり下部まで滑走しないと戻って来れない感じであったので従来のコースを滑走する。
前岳直下からの斜面は片斜面であり、かたいシュカブラと昨日の滑走ラインが入り乱れており、無理せずアルペンターンで対応。嘉平与のボッチから下もアルペンターンを主体に休み休み滑走。
1250あたりからほど良い斜面があり、ワンステップターン的な操作を行いテレマークターンで滑った。実に快適な斜面であった。
ヤジマナ尾根にかけての細かいツリーランで中途半端に舐めてかかったので転倒。その反動でリーシュが切れてしまった。仕方ないので登山道整備用のピンクテープを二重にして括って応急処置とした。
その後の斜面が重い湿雪で、どっちつかずに滑りをしつつ何とか下まで降りた。
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スタート地点 |
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白崩林道終点シラベンノノ沢(通称) |
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ヤジマナ尾根直下急斜面 |
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ヤジマナ尾根から右アイヨシ沢(通称) |
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ヤジマナpの雪庇状況 |
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アイヨシ沢源頭から嘉平与のボッチ |
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アイヨシ沢源頭から守門岳 |
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アイヨシ沢源頭ピークからムジナ沢ガッチ方面 |
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嘉平与のボッチトラバース |
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嘉平与のボッチ鞍部から前岳 |
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浅草岳 |
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山頂 |
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