2023年3月6日 浅草山麓ネズモチ平一帯カモシカ調査山行 2名

 カモシカ調査員の平井氏と共にホテル大自然館跡から歩きはじめる。
 平日にもかかわらず6台ほどすでに車が停車されていた。
 白崩沢右岸を通るために、白崩沢橋を渡って直ぐに杉の植林地から登り始める。かつてこの辺は狩猟でだいぶ通った地区ではあるが、あれから10年以上の歳月が流れているので杉の木も大きくなっており、様相が違ってきている。
 かつてこの辺はどこを見てもカモシカの生息域であり、足跡や糞も多く見られたのだが、今回はまったく見られなかった。聞くところによると、カモシカの病気が蔓延し健全な個体が減少しているという話も聞いたことがあるがそのせいなのであろうか。
 一応切りの良いところで、ネズモチ平の管理棟と駐車場まで至った。管理棟は未だ露出していなかったが、雪は多いとは言えない。
 遠く各急峻な沢を滑走したトレースが見られるが、すでに恐怖心すら感じてしまう。

 久々のカンジキ行はふくらはぎにダメージがあり、林道を下ることとした。下りながら沢筋にカモシカらしき足跡があるので注意していると、カモシカが横たわっている体であるが、どうも不自然であり、さらに近づくと死亡していた。至近距離で観察したかったが、病気の可能性も否定できないので近寄らなかった。
 あとはゆっくり疲れないように元に戻った。

 
 
 
 
浅草岳 →嘉平与のボッチ 
 
ネズモチ平管理棟トイレ 
 
 
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