2023年3月9日(木) ジャクズレ沢源頭1007m周回
カモシカ調査 ソロ

 大白川部落の外れの山の神林道下部あたりの広場に車を止め歩き出す。雪は凍みていたがすぐ抜かりはじめる。よっていつものペースとなる。
 このコースの尾根は2008年以来であり、久々である。あの当時は苦もなく1007mまで行けたが、今では2時間近く要した。途中、運良くカモシカに出くわし、なんとかスマホで30倍設定で撮った。まるでボケてはいるが、なんとかカモシカらしいということはわかるようだ。 
 タイミング良ければ、1007mの先のおわん型のピークまで行こうと思っていたが、ジャクズレの源頭のコルが雪庇によって随分下方に位置しており、急な下降と登り返しを考えると行く気が失せた。以前はこんな雪庇は出ていなかったが、今年は風が強かったのか小さな尾根でも雪庇が発達し、吹越の凹凸も著しく目立っている。
 帰りは周回ルートとし、ジャクズレ左岸の斜面を見ながら下るが、まったくカモシカの足跡は無い。しかし下り途中の尾根筋下方にまたまたカモシカを発見。最初のカモシカではなさそうである。これは1頭目よりもやや近い距離であったので、カモシカということが良くわかる。
 山の神林道を歩いて別な少ピークまで行って、定点観測をする予定であったが、重いザラメ雪でかなりの疲労感を感じ始めたので、山の神トンネルを出たところをGPSで確認し車道に出た。もうちょっと歩きやすい雪なら、さらに調査を進めることができたのだが、無理しないこととした。

 
雪は少ない 
 
1頭目 
 
 テリトリーマーキングであろうか
 
 
かつてこの峰を越えて守門岳に至った 
 
 
1007地点 
 
下りで二頭目 
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